トランプ米大統領の暴言がまた物議をかもしている。
研究の途中で作っていた画像
アフリカ諸国のことを「便所」と呼んだというのだ。
それは日本のメディアなどがそう訳しているわけだが、元の言葉は「shithole」。
直訳すると「クソ+穴」みたいなニュアンスなのだろうか。
更地にしたら三角形と分かった土地
この言葉についてタレントのパックンことパトリック・ハーランさんがテレビの情報番組で解説していた。
かつて仕事でインタビューさせていただいたこともある彼はハーバード大学出身。
日米文化の違いをアメリカ出身のアメリカ人として背景を説明されていた。
「この言葉を使うと親にこっぴどく叱られて、石けんで口の中を洗われた。
アナウンサーも読み上げてはいけないし、テレビで放送してもいけないし、印刷してもいけないとされている言葉だ」
昨年秋ごろの華学園のディスプレイ(鶯谷駅)
どおりで私たち日本人はこれまでこの単語を知らなかったわけだ。
教科書はもちろん、例文や記事として取り扱われることはなかったのだから。
それがとても忌まわしい言葉であることはその言語で生まれ育った人にしか理解できないのかもしれない。
日本でクソババアと言い捨てるより、非常に重たいようだ。
600円台でメインとバイキングなランチあり(御徒町)
厳密に言えば、日本のラジオ・テレビに放送禁止用語なるものは存在しない。
各局が自主規制しているだけだ。
その前に新聞社が独自に決めた差別表現はやはり紙面に登場させてはならない。
それと同じような言葉がアメリカにも存在するというわけか。
身分や障害などに関する言葉は使ってはいけないし、その言葉を使った人の知性や教養を疑われることになる。
しかし、世界一と自称する大国のトップは使うどころか、連呼してしまったわけだ。
ただ彼が急にそんなことを口にするわけではなく、選挙中から暴言、失言ばかりだったではないか。
日本人の多くは“まさかこんなふるまいの人が一国のトップに選ばれるわけはないよね”と思っていたはずだが、結局、アメリカ人が選んだのは彼だった。
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政治家にとって、力も大事、お金も大事。
けれども一番大切なのは、教養だろう。
権力で人々を圧することと人々から崇拝されることは全く別だ。
小学校から学ぶ歴史や道徳は相手を敬うためにあるんだね。
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