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Channel: 【日刊 ノボちゃん】
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おやこ かんげき

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人間、長く生きてみるもので、なんと明治座で観劇の機会を得た。

 

まだ新春だった

 

さる筋の方から譲り受けたものだが、本来は港区の全57商店街のお買い物抽選会の1等賞らしい。

たまたま母が上京中で、東京に中学中の私と二人で繰り出してみた。


「商業まつり」と銘打ったキャンペーンで、1月の(ものまねの)コロッケ特別公演を貸し切りにして開催された。

 

麻布十番などはもちろんのこと、ニュー新橋ビルをフロアごとに区切ったものや、お台場の新興ショップなども商店街になっていて、町の顔役、区長、区役所職員など総出の力の入った行事となっているもよう。

和装の旦那もいて、港区の老舗商店の底力を見た気がする。

 

昼の部のお迎えに大型バスが何台も

 

まずは座席指定で14時に会場へ。
なんと食事券まで渡してもらい二度びっくり。
これまで歌舞伎を少しだけ見に行ったことはあっても、幕間に劇場内で食事などしたことがなかったので。

 

緞帳が変わっていた

 

そこから15時45分の開場まで時間をつぶし、区の挨拶などが始まったのは16時30分。
1部~3部の演目がすべて終わり、外に出たのは21時30分だ。

公演部分だけでも5時間。
会場に着いてからなら7時間半。
往復の時間を含めrと9時間半にも及ぶ。

 

歌舞伎等の若者離れが叫ばれるが、若い世代は学校や会社でそんなヒマはないので仕方ないだろう。

 

午後に集まっても終わるのは確かに夜

 

さて、公演は、芝居&歌謡ショーという、スターが座長で1か月という新宿コマ劇場のスタイルで行われた。
(一例:マツケンサンバは松平健の歌謡ショーの部分で行われていたもの)

 

芝居だけで90分もあって、普通の劇団の芝居ほどの長さ。
そこから歌謡ショーが2幕も!

 

何度も再建されて140年とか

 

ところが、ものまね紅白歌合戦というのが思いのほかよかった。
コロッケさんとものまね芸人2人の3人が早替えでとっかえひっかえ衣装を変えてヒットした歌謡曲を歌っていくが、階段があったり、バックダンサーがついたりで、本物の紅白歌合戦のよう。

 

美空ひばり、都はるみ、石川さゆりなどの歌を一度生で聞いてみたいと思っていたが、本物そっくりに1コーラスだけメドレーで聞けるので本当に得した気分。

大みそかのNHKホールが当たらなくても、これで十分だわ。

 

これがほんとの幕の内弁当お弁当

 

感心したのは、リクエストボード。
ものまねしてほしいタレントの下にマグネットを貼っていくスタイルだ。
これは集計しなくても経過や結果が一目瞭然なので、すばらしいプレゼン・ツールよね?

 

マグネットが増える様子がうかがえる

 

今回のことで、芝居小屋の流れがわかったので、またの機会に行ってみてもいいような気がするし、皆さんにもお勧めしたい。

 

チヨコとノブコ、おやこ かんげき!

 

港区の皆さま、ありがとうございました。

親孝行のまねごとができました。

 


好評発売中!

 

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