私もついに立ち上がる!最終章。
本館から正門を望む
ついに上野公園内にある国立東京博物館(トーハク)に行ってきた。
何しろ、上京して初めて住んだのが上野公園のほとりの池之端。
8年前までは東上野に住んでいたのでどちらからも1km以内だった。
現に、トーハクの向かいの科学博物館は年間パスを買って何度も行っていたのだ。
西洋美術館も何度も行った。
ついでに音校のほうの学食も寄る
1年前からは鶯谷で下車してトーハクの横の木陰を歩いて大学に通ってきたというのに。
修学旅行でわけもわからず連れてこられた中学生だって入るし、1日しか東京にいない外国人旅行客でさえガイドブック片手に訪れる場所だというのに。
ニューヨークのメトロポリタン美術館に行ったことがあって、毎日通る町内のトーハクに入ったことがないなんて「灯台もと暗し」にもほどがある。
江戸末期の写真は皆が見入って足を止める
そこで、年度終わりの3月31日までにと思ったが、31日は終日予定がある。
実質30日までに行かなければならないが、本当に3月30日の午後、やっとすべり込むことができた。
実は、大学は美術館や博物館と法人契約をしていて、学生証を見せれば無料で入館できる。
「キャンパスメンバー」というのだが、美大に限らず、都内のほとんどの大学は契約している。
学生ならだいたい利用できるのに、ただ知らない学生が多いようだ。
一覧の大学はすべて法人契約
敷地内は本館のほか、○○館という別館がいくつか。
春ということで、庭が開放されていた。
そうだよ。鉄格子の外を歩いていても、庭を人がぞろぞろ歩いている様子は見たことがなかったので。
敷地の外はホームレスのブルーシート小屋がズラリと並んでいるが、正面から入った観光客は気づかないだろう。
日本において壁1枚による貧富の差が存在する場所だ。
エントランスの天井はかなり高い
さて、展示を見た第一印象は「すかすか」。
ほかのミュージアムがぎちぎちに詰め込まれているせいか、ゆとりのある展示は逆に間引かれた印象を受ける。
歴史や美術の教科書に載っているものが次から次へと出てくるのかと思ったが、そうではなかった。
裏に隠してあるのかな?
お見合い向きの庭園
この日はケタ違いの眠気が襲ってきた。
おそらく花粉症のクスリに催眠成分が入っているのだ。
入り口のロッカーに手荷物を預けたのをいいことに、展示室のソファで眠りこけてしまった。
10分か15分たって鑑賞を再開するも、また睡魔が…。
そこでまたソファで昼寝。
結局、本館だけで3回も寝てしまった。
(本人の名誉のため、ミュージアムで寝てしまったのは人生初)
無料にならなくても、入場料はわずか540円。
しかも、朝から21時まで観覧できるのだ。
大人なんだから、次はケチケチせず入場料を払って朝から晩まで見て回りたい。
自分への備忘
・荷物はロッカーに預ける(100円返金式)
・ポシェットに小さなペットボトルとスマホ(撮影OK)
・歩きやすい靴
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