結論を最初に申し上げると、昨5月14日MOS試験に合格し、スペシャリストになりました。
結果は自分で試験を終わらせて1分後にはわかる
正式には
Microsoft Office Specialist
PowerPoint 2016
多くの企業や学校で使われているMicrosoft社のOffice製品のうち、
「PowerPointの最新版である2016を隅々まで知っている専門家」
という資格だ。
私がPowerPointを使い始めたのが1996年、職業訓練校のことで、なんと22年前になる。
バージョンは3.1.だったが、当時オフィスの資格はあったのかなあ?
東京国際フォーラムに巨大な書が
とにかく、ExcelとWordの資格を取ったのが2000年で、当時はMOUS(Microsoft Office Users Specialist)という名称だった。
(いずれも一般レベル)
さらに、Accessを取ったのが2003年。
いずれも職業訓練校に通っている最中に受けたが、最後にMicrosoftの試験を受けてから15年も経過していることになる。
一般事務職ならプレゼンテーションソフトのPowerPoint(パワーポインント、通称パワポ)は使用頻度が低く、資格まで持っている人はあまりいない。
実際、私も資格なしで仕事をしてきたし、パワポの解説本を数冊書いてきた。
ただ、ずっとパワポの資格は取るべきだと考えていて、軽く5年は「やることリスト」に書いてあったのだ。
そんな中、昨年、専門学校でパワポ指導の依頼があった。しかも、このMOS受検対策クラスというのだ。
教える先生が資格を持ってませんではまずいと思い、パソコン操作指導専門の友人をご紹介した。
学校での指導は本当に別の先生に担当いただいて本当によかった。
きょうのパンダ(5月14日 上野御徒町)
が、この先ずっと無資格というわけにもいかないだろう。
パソコン操作を教えるほか、マイクロソフト社関係の賞にも影響がありそうだし。
私がよく言う、やりたいこと2種類、①誰かに選ばれるもの、②自分さえがんばればかなうもののうち、このMOS試験は絶対に②なんだから、できる時期がやってきたらやらなくちゃ。
さて、PowerPointの試験は既に作られたスライドの加工操作のテストになる。
イチから作っていくわけではないので、資格を持っていたからと言って、ただちに決まるかっこいいプレゼン・スライドが作れるようになるわけではないだろう。
けれども、この資格に向けて勉強することによって、自分の知らない機能や使い方がわかるようになるので、持ってない方は挑戦してもいいんじゃないかしらね。
試験会場に行くまでにウェッジの脇が破れた
そこで、大学と学会関係が一段落した先月から準備を始めた。
実は学生だと受検料が学割になるらしいが、学生の間はそんな余裕がなかったのだから仕方ない。
さて、パワポを熟知しているはずの私も、検定となると話は別で、試験向けの学習をしないといけない。
これまでも問題集で100点が取れるようになったら受検に行こうとやってきた。
そう、MOS試験はパソコンスクールなどでほぼ毎日受検できるのだ。
ところが、全然満点にならないのよ。
解答例を見ながらやっても満点にならないので、途中から満点を目指すことはやめたが、それでも4月後半からゴールデンウイークとその後もパワポ学習に費やすことになった。
鈴本演芸場の太鼓
昨日は平日ということもあって、丸の内のオデッセイ会場でその時間の受検者は私一人。
それは平常心で受検できてよかったのかもしれない。
自宅での模試も本番もパソコン上でやるので、すぐに結果が出る。
1時間未満で、試験、結果発表が終わった。
予想通り満点にはならなかったものの、高得点で合格できたのでよしとしよう。
しばらくはPowerPointは操作したくない気分です。
人生の宿題を一つクリアできたので、今日からは連載の原稿を書いたり、研究の準備をしたり…
通常モードに戻ります。
資格を持ったパワポ先生をこれからもよろしくお願いします。
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