うちの近所にはBMWのバイク屋さんがある。
一里塚信号前
ディーラーっていうの?
ほとんどの人はBMWにバイクがあることを知らないかもしれない。
私だって近所に店舗がなければ一生知らないところだったので。
ある日のこと、整備ピットから男女の2人乗りのバイクが出てきた。
ご夫婦なのかな?
シャッター奧が整備スペース
それを見送るメカニック(整備)のスタッフが2人。
1人は深々とおじぎをした後、中に入って行ったが、もう1人は信号が青に変わりその2人乗りバイクが広い道に出ていくまでずっと見送っていた。
その時、
「バイクを買うならこの人から買いたいな」
と思った。
大通りに出るT字交差点の信号は結構長く待つ
私がバイクを買うことはないし、免許を持っていない大型バイクならなおのこと。
ましてや、BMWなんて大富豪になっても買わないだろう。
でも、こんなおもてなしのできる人から買いたいのだ。
もしかすると日本BMWの接客マニュアルに
“お客さまは道路に出るまでお見送りしましょう”
と書いてあるのかもしれない。
けれども、
“バスも通るような広い道に出て、お客さまが見えなくなるまで“
というのは各人の心がけ一つだ。
実は、私は子どもの頃から、(祖父母ではない、近所の)おじいちゃん、おばあちゃんに角を曲がって姿が見えなくなるまで見送ってもらってきた。
スーパーの雑誌コーナーは興味深い雑誌が多い
それが当たり前とも思わないが、心をこめるとはそんな小さな行ないではないかと再確認させてもらった。
そういえば、わずか2か月アルバイトした銀座の料亭でも、お客様をハイヤー等でお見送りする時はやっぱり車が角を曲がって見えなくなるまでだったものだ。
営業研修でも「品物を買ってもらうんじゃなくて、あなたから買ってもらえるようになりなさい」と繰り返し言われるものね。
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信号が変わるまであと1分長く見送っても経費がかかるわけではない。
なかなか車をお見送りする機会もないが、あれば、私も見えなくなるまでお見送りしたい。
高級バイクをお求めの機会がありそうな方はぜこちらのお店をお勧めします。
“駆け抜ける歓び”
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