高校時代、微分や積分って何のために習うの?と思ったことはありませんか。
池袋に「北京語言大学」の東京校出現
私は大いに感じていた。
“こんなことやって、何の役に立つの?”と。
たまたま、自分の通っていた高校が数学を重点的に教える学校だったので、かなり高度なところまで学んだが、やはり、大学でも社会でもそんな高等数学を使う場面は出てこなかった。
ところが、スキー場の開発の仕事をする時、同僚の技術者が関数電卓や特殊な定規などを使っていて、高校で習う数学を活用する仕事も世の中にないわけでもないことだけはわかった。
和洋九段女子中学も大きく出た
そして今習っている文化政策の講義の2週目に、またまた聞き捨てならない話が飛び出してきた。
講師はもともと経済学の専門家なのだが、
「経済学では微分積分を使うので、文系でも数学は必須です。お金の計算なら算数で十分ですが、政府の予算をどこにどれだけ分配するかを考える時に微分、積分を使います」
と言われるではないか。
豊島区立南池袋公園に初めて入る
えっ、ほんと?
つまり、
5、000円の入場券で1,000人が入れば500万円になるという計算は算数、
1億円の予算を日本のどの地方の、その分野の芸術に、どれくらいずつ割り当てて、助成するかを考える時に微分積分を含めた数学が登場する、
というのだ。
公共のカフェでこれは高すぎるよ
芸術の講義で、経済学の先生から、微分積分の話を聞くことになるとは考えてもみなかった。
「ビブンセキブン」って、私にとってはわからないことの代名詞だ。
こんな形の数式とかグラフが登場したな…とは思い出しても、公式ひとつすら覚えていない。
これだけ何も覚えていない生徒もいたと知ると、当時の数学の先生がたも落胆されるだろう。
見事に目的や用途は登場しない
数学は、微分積分は何の場面で登場する、何の役に立つということを、何か一つでも例示してもらっていたなら少しは興味が持てたのかもしれない。
「スキー場の設計をする時に必ず使う」
「芸術をやる時、役所からお金を引き出す時に知っていないと困る」
と、教えてもらっていたら…。
バイキングのすたみな太郎の高級業態店 発見
今、数学と格闘している高校生の皆さん、大人になってこういう時に役立つから微分積分を学ぶんですよ。
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