昨夜、お金をおろしに銀行に立ち寄って感心した。
「さすが、メガバンクともなるとCIが徹底してるなあ」。
とにかく「白地×赤」のみ
CIは「コーポレート・アイデンティティ」の略。
”企業のよりどころとなるもの”という意味だが、狭義には企業のカラーやマークを指す。
生涯一企業に勤務していたらCI変更を体験できるのは1回きりだが、私の場合、何度も転職したので3回もCIを経験している。
というか、私が会社側に提案して3回も担当させていただいた。
さて、三菱UFJ銀行は、私が使い始めた時の行名は三和銀行だった。
企業カラーは緑で、関連企業も「みどり」を冠するものが多かった。
その後、合併を繰り返し、一つ前は三菱東京UFJ銀行だったが、名前から東京が消え、そのタイミングでも看板から封筒から全部取り替えていた。(とんでもない費用がかかる。広告会社が儲ける案件)
ここまで統一されていると気持ちいい
でも、それだけ重要なものだということだ。
中小企業にはとてもマネのできない芸当だが、ただし、極力費用を抑えたCIは構築できる。
その方法はとても簡単だ。
色数を抑えるのだ。
サイトだって青や緑は登場しない
三菱UFJ銀行を見てほしい。
行内からwebサイトから印刷物まで白+赤 しか使われていない。
(文字のみ黒)
実は色は3色までというルールを守るだけの簡単なことだ。
これなら小学生でもマネできますね?
高級なものほど色数は少ないんですよ。
色をたくさん使うほど安っぽくなるんですよ。
色を多用してチープに見える例
天野先生のひと言CI講座、以上。
※厳密にはロゴの比率とか余白の取り方など、細かい運用ルールがあります。
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