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Channel: 【日刊 ノボちゃん】
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対面指導

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通販で、感動の商品を見つけたのでご紹介したい。

 


ターゲットを知り尽くしたかゆい所に手が届く商品

アビバーレという、舞台衣装の通販会社がある。
ソロで踊った時だから5年も前になるが、1回きり着物のような衣装を買っただけなのに、それからずーっとDMが届く。

衣装といっても、リタイア世代というか、シニアの趣味の、カラオケ、合唱、フラ、フォークダンスなどの衣装が中心だ。
このサイトで揃いの衣装を買って、発表会に出たりされるのだろう。

 


雑誌付録の200cc水筒が大活躍

特にフラは充実しているのだが、衣装のほかに、基本のDVDも販売されていた。

それが、先生が前(生徒のほう)を向いたものと、背を向けたものの両方の映像がシンクロして見られるというのだ。

 


ダンスが楽しくなる工夫は必要

超・画期的!

そう、先日のZoomダンスレッスンの時にも書いたが、ダンスは見たままを覚えるのが楽なのだ。

画面の中の先生が「右手を上げて」と説明しながらも、生徒から見たら左側の手が上がっているというのは本当に混乱をきたす。

左右をすべて置き換えて動くという作業は、お子さん、初心者、そして高齢者には大変な負荷がかかるのだ。

 


山手線駅前でも朝6時は車1台走っていない

子どものための五輪応援ソング「パプリカ」の振付動画もNHKの制作なのに左右逆のお手本しかなかった。
それは子どもにはムリだわよ~。

その負荷を取り除いたのが私も教えていたラテン系フィットネス「ZUMBA」(ズンバ)だ。
多くのダンスレッスンは先生の背中をマネするは「背面指導」だが、ZUMBAは生徒に顔を見せる「対面指導。
(※オンライン指導に対する対面指導ではなく、背面に対する対面指導)

生徒が10人いようが、千人いようが、画面の向こうに3万人いようとも見たままをマネすればいい。

 


山手線駅前ロータリーでラジオ体操する人々(大塚)

オンライン会議システムZoomでは私は教える側のほうが多いので、「ミラーリング」という左右逆に映る設定にしてある。
これなら、相手は私の動き見たまま真似するだけでいい。

それを忘れてオリッシーのZoomレッスンを受けていたら、ズラリと並んだ皆の画面と同じように動いているのに「のぶこさん、逆、逆」と最初から最後まで注意されていた。

 


一生の学び…中原淳教授の連載(朝日)

私も若くはないので、画面の中の先生がやることをすべて瞬時に左右逆で置き換えるのはつらいんです。

鏡のない場所で教えるなら、先生一人がミラーリングに設定するだけで習うほうは全員、随分とわかりやすくなるんだけどなあ。

子どもに踊りを教えたことがある人なら子どもが付いてこられないと知っている。
世の動き系の先生方、ミラーリング機能を使ってもらえないかなあ。

 

アビバーレのフラDVDを企画された方は素晴らしいホスピタリティの持ち主だね。



好評発売中!

 

プレゼン・コンシェルジュ天野暢子
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