先日都内某所で自習していたら、隣に座る若者に声をかけられた。
東京ならスープカレーはらっきょブラザーズだけOK
「おかあさんみたいですね」。
は?
某所とは大学のキャンパスでも図書館でもないが、その施設を利用できるということは大枠で同じ属性の人ではある。
が、面識もなければ、会話したこともない人物。
ただ、同じ席で2回勉強したことがあるだけだ。
コピーがケンタッキーをまるで一緒
23-24歳くらいに見えたので、彼の母なら50歳前後だろう。
「私はあなたのお母さんより、随分年上だと思うよ」
「いや、そんなことはないです」
「じゃあ、おかあさん、おいくつ?」
「65歳。僕は若く見られるけど、35なんです」
うん、確かに彼のおかあさんよりは若いけれど…。。
その言い方が
”おかあさんのように怖い”ではなく
”おかあさんのようにやさしい”ニュアンスだった。
さて、我がカープは?
私も、育てのおばあちゃんが観音様のようで、血縁はないものの、母の愛を感じていたので他人がそんなふうに感じることがあるのは理解できる。
彼は別の日にも隣の席になり、同じことを言い、持病のせいで長期の仕事には就きにくいといった身の上話をしてくれた。
しかし、君、人を見る目がないね。
おかあさんみたいな隣のおばさん、怖いよ。
トラで、カミソリで、鬼教官だよ。
「らっきょの」「サーモンボールの」「スープカレー」
改行位置は大切だ
ただ、いつか機会があれば学生寮や独身寮の寮母さんをやってみたいと考えていた私は、初対面同様の若者がそんなふうに思ってくれたことはちょっぴりうれしい。
大学を出てすぐ子どもを生んでいたら、そんな年の息子がいてもおかしくないのか。
彼がイメージしてくれたようなやさしい女の人になりたい今日この頃。
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プレゼン・コンシェルジュ天野暢子
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