今年起きたコロナ禍で習慣やマナーは目まぐるしく変わっている気がする。
顔出しするのは逆にもうまずい
顕著なのがオンライン会議システムの使い方かもしれない。
最も利用されているのはZoom(ズーム)だ。
1対1の通話の次に、大人数で会議した時は「カメラをオンにして表情を見せる、マイクはオフにして雑音を出さないのがマナー」と指導があった。
実をそいで、コーンご飯を炊いてみた
実際、カメラをオフにすると、画面の向こうで何をやっているかわからず、ご飯を食べていても、パソコンから離れてもOKだ。
そんな”~ながら視聴”は、講師の先生や会議の座長に対して失礼だという意味もあるし、話す人も相手の表情を見ながらのほうがやりやすいからというのが理由のようだった。
エンタメ系のイベントではまだ顔を映す
オンライン会議だと打ち合わせなどのために外出する時間や交通費が削減できるのはありがたいが、かといって、パジャマやノーメイクで参加するのは相手に失礼。
ということで、Zoom会議が夜開催なら、そんな時間から、よそいきの服に着替えて、メイクして、パソコンの前に座るようにしていた。
ところが、ゴールデンウイーク頃から、学校教育関係ではカメラをオフにするように言われるではないか。
例えば大学で、先生が一人、受講する学生が数百人というような場合だと、学生が一斉にアクセスすると通信障害が起きるからというのが理由だ。
それを忘れて、教育関係のZoom会議やセミナーに参加すると、カメラオフのため、着替えもメイクも不要だったことに気づく。
イベントに有名な方も参加されていてびっくり
がーん。
時間を無駄にしたー。
カメラなしなら、事前にそう言ってくださいよー。
4月頃はみんなカメラオンが必須で、きちんとしたスタイルで受講してたじゃない。
某大学主催のZoomセミナーも5月は顔出しだったのに、7月は出さないように変わっていた。
わずか2か月で、ルールはこんなに変わってしまうものなの?
そう言えば私も、オンライン会議のために自宅内ではフルメイクをするのに、外の仕事に行く時は絶対にマスクをするので、どうせ見られない、マスクが汚れるという理由から、目から上の部分のメイクしかしない。
「ハケンの品格」の社食は実際の日テレの社内食堂
なんだか、何がフォーマルやビジネスで、何がプライベートかわからない状況になってきた。
夏場のサラリーマンのネクタイなんてとうに過去のものになっているが、この世からメイクが消えるのも時間の問題かもしれない。
眉とアイラインはアートメイク(美容入れ墨)、それにマスクをしていれば、メイクなんか必要ないと思いませんか?
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プレゼン・コンシェルジュ天野暢子
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