舘ひろしが出るテレビCMでしきりと告知していたので、マイナポイントの手続きしてみようかと思っていた8月後半から9月上旬。
普段は利用しないJR駅までチャージに
区役所に1回、郵便局に2回行ったが、結局、申請すらできなかった。
マイナポイントの壁
https://ameblo.jp/e-presen/entry-12623598955.html
これを読んだ友人が、
・スマホがなくても、セブンイレブンのATMで手続きできる
・Suicaならほかより1,000ポイント多く、6,000ポイントもらえる
と教えてくれたので、じゃあ最後までやってみるかと考えた。
50枚入りのマスクがついに290円まで下がった
まず、マイナンバーカードを取得しているのは大前提だ。(区市役所・町村役場にて)
手続きのためにパソコンサイトも見たが、カードリーダーがなければダメ。
スマホは最新機種でないとアプリが使えない。
そこで、マイナ専用機械のある場所(私は郵便局)を2回訪れた。
ポイントが付与されるのは○○ペイのようなQR決済サービス、交通系カードなど。
こちらも持っていないとカードを新しく作ることになる。
ペイペイもうまくいかない、パスモうまくいかない。
Suicaとターゲットを決めてからも、ネットから申し込んだ上野で、セブンイレブンのATMに手続きへ。
つまり手続きが2段階ある。
誰でも簡単にもらえるような広告だけど…
さらにはJR駅のみどりの窓口まで行ってSuicaに2万円をチャージ(入金)した。
手続きをしたら即その口座に6,000ポイントが付くわけではなく、口座に20,000円入れて初めてポイントが付くのだ。
※入金しなければ、ここまでの手続きを全部やっても永遠にポイントはつかない。ここ大事!
カード自体には20,000円入金されたレシートが出るが、肝心のポイントが付いたかどうかはわからない。
それで、マイナポイントのコールセンター、JRのマイナポイントコールセンターと2カ所も電話することに。
フリーダイヤルではないので、電話代だってかかる。
「ンパ」じゃないよ「パン」の店@赤羽
チャージしたのは10月8日だったが、サイトにログインしてポイントが確認できたのは11月半ばのことだ。
(それまでに何度もチェックした)
それだけで外出することはなく、郵便局もコンビニも、その方面についでがある時だけ立ち寄ったが、結局、8月後半から11月後半までの3カ月、私のやることリストにはずっと”マイナポイント”と書いてあった。
ずっと気がかりで、こんなに手間と時間がかかる6,000円なんて、私はいらないわ。
私は、各種サービスの使いやすさ(体験価値)や、情報の伝え方のデザインを勉強しているから、
・誰にでも利用できそうか
・どこがどう使いにくいのか
・誤解してつまずくとしたらどこか
そんなことを、一通り検証してみたまでだ。
私が試してみたので
もう十分でしょう。
皆さんはマイナポイントは申請されないほうがいい、と断言します。
時間がモッタイナイから。
SuicaのJR
周囲に「マイナポイントなんてカンタン、楽ちん」とか「家族○人で△万円分のポイントをゲットしてぼろもうけ」とか言っている人はいないはず。
カードと最新のスマホ、ネットにつながったパソコンが前提となると、コンビニもないような地方に住む70代以上の方の申請はほぼ無理だろう。
案の定、国が試算したポイント予算額には全然達していないようだ。
国家プロジェクトなら、国民の状況を知った上で実施してもらわないと困りますよ。
大事なことなので最後にもう1回言います。
時間があまりにモッタイナイので、ごく普通の人はマイナポイントの申請はしないこと。
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