景気は悪くないから

先日の3連休、多くの人が「Go To トラベル」を利用して全国各地に観光旅行に行ったようですね。

アメリカの政権移行とワクチン開発で

私の知人もブログやSNSにいろんな写真を投稿していたので、あちこちで経済を回してきたらしい。

ただ、出発時点ではコロナ感染者が過去最多と報道されていたはずだ。

春からずっと休みもとれずに防護服を着て奮闘されている医療従事者のことを考えると本当に申し訳ない気がした。
私自身は旅行も出張も出かけてないにもかかわらず。

あれだけ国民が移動したら、感染者は激増するだろうな、2週間後に。

今も医療従事者さんは防護服なのに

予約したし、モッタイナイから行っちゃおうということなんだろうね。

「経済を回さなければいけない」と言うが、ここ2カ月ほど、私が集中して経済系の仕事を担当した感触では、「経済は十二分に回っている」と言える。

11月は日経平均が連日最高値を更新して17日には2万6千円台に達した。
アメリカのNYダウも日本時間の25日、史上初、3万ドルを超えた。

ざっくり言うと、これらはいずれも数値が高いほど景気がいいことを示すのだ

赤を見れば景気がいいとわかる

景気が悪いどころか、史上最高に景気がいいんですけどーっ。

史上とは、日本で言えば、縄文時代から始まって今日までのすべての期間でという意味。

街を見渡せば、飲食店を中心に、さまざまな店が廃業しているが、一方で開店も相次いでいるのだ。

開店があるなら、不動産会社にも敷金礼金が入るし、内装業者も仕事が入る。
チラシやwebサイトも新規作成するだろう。

失業した人も多いが、一方で考えてもみなかった新しい仕事に従事することになった人もいる。
それにあたっては、求人サイトや派遣会社なども売上が伸びたはずなのだ。

中華料理が弁当店に、パチンコ店がドラッグストアに（駒込）

ニュースで見たが、生活雑貨のフランフランなど、通販が伸びて、5月は前年比4倍だったという。
4割増じゃないよ、4倍！

有名どころではトヨタや任天堂なんかものすごい収益を出している。
（気になる人は調べてみてください）