減っても増えてた感染者

コロナが広がり始めて1年。良くも悪くも私たちはそれに慣れてきた。

NHKデータよりアマノ総研作成

良いほうは、外ではマスクをつけ、手洗い・消毒する、公共の場では会話しない、夜遅くまで出る歩かないことがすっかり身についたこと。
悪いほうは、私たちが頑張ってるから感染者数も下がってきた…と錯覚していること。

18日にテレビニュースで見たのだが、東京都の医療系職員が「みなさん、感染者数が激減したと思ってらっしゃいますが、実は今の数字は第2波のピーク時くらいなんですよ」と話していた。

今年初めの2600人に近い数字からしたら何分の一かに減っているはずだが、えっ、そうなの？

テレビも本も所属を米国立研究機関としている有識者？

本当なら組織名を出すべき、ずっと怪しんでいる私

私を含め、人の記憶ってあやふやだ。
1年間のことさえ記憶できていない。

気になって、NHKのサイトで数字を確認してみた。

その発言があった日の東京都の新規感染者数は445人。
（取材したのはその前日かもしれないが）

確かに、第2波のピーク時くらいの数字だ。

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あまりに長期化して棒グラフも一覧できない状態になっている。
グラフ下のスライダーを動かしながら、過去の数字をさかのぼってみた。

3月24日に五輪の延期を発表した時点では40人未満だった。
それでも五輪延期を決断したわけだ。

3月に某オフィスのテレビに速報が出て、「新規感染40人」と表示された時は、そこの女性スタッフと大きな声を出して驚いたことだけはよく覚えている。
3月に40人は確かだ。

その前に、もっと少ない数字の時に、全国一斉休校も決まっている。

ノベルティグッズでももらうとうれしい私になっている

40人を基準としたら、その10倍の値の今、「五輪開催ゴーゴー！うえーい」と言っているのはおかしいのではないだろうか。

2500人から比べたら6分の1程度に下がっているものの、一斉休校時の9-10倍に増加している。
現象も増加も同じ人数をとらえたものだ。

暖かくなってきたし、さあお花見…などと思っている人も多いと思うが、せめて3月7日までは自粛してさらに感染者数を下げないといけないんじゃないかな。

40人以下にならないと五輪開催でコロナ患者はドカーンと大爆発すると推測します。

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