25歳の青年の死から

昨日はFacebookに投稿されたある文章に目を留めた。

お向かいに観光案内所ができ、パンフレットがいっぱい

ある大学の同窓生を中心とした異業種交流会のグループに、メンバーのお父さんが代わりに投稿されたものだ。

（息子は）「1月12日未明に致死性不整脈により自宅就寝中に永眠いたしました」

私も知人の訃報に触れるたび、”自分もいつ急死するともわからないので一日を大切に生きていこう”と考えるのだが、この方は極端に若い。

甥と同じ年くらいだから、ご両親も妹夫婦と同じくらいの年頃なのだろう。

それはご本人にとっても予期せぬことで、ご遺族にとっても厳しい出来事だったに違いない。

直接お会いしたことがない男性だが、突然死は若い人にも起こるのだと知った。

しかも、私は精密とは言えない区の健康診断で2度も不整脈が検知され、循環器内科で24時間の脈をとる精密検査を受けたことがある。

さらには彼の2倍以上の年齢の”お年寄り”だ。
これはいつ致死性不整脈で急死してもおかしくないではないか。

妊婦さんにこんな急な階段を上がらせるの？

そして、瞬時に悟ったことがある。

ちょっとした人間関係でくよくよすること多いが、人生が今日で終わるかもしれないなら気にする時間がモッタイナイなと。

ちょっとした人間関係とは、Aさんが返事をくれないとか、Bさんに無視されたとか、Cさんにきついことを言われたとか、そんな程度のことだ。

でも、五輪組織委員会の森前会長のように、日本国民全員を敵に回したとか、世界中から総スカンというわけではない。

Aさん、Bさん、Cさん等はごく一般の人で、恩師でも上司でもない。
さらには親友でもないのだから、私の縁故から消滅しても困らない。
コロナで新しい生活様式になったんだし、この際、知人でなくなってもらえばいいんだよ。

姪の名前は菜摘、菜摘バーガーっていうのがモスにあった

これまで、「1日を大切に生きる」という時は、”やりたいことを全部やる”というポジティブな方向で考えてきた。

だから、行きたい外国には行ける時に行っておいたし、食べたいものはチャンスがあればすぐに食べてみた。
行きたい学校は受験し、行きたい講座は申し込んで学んできたし、欲しい資格も取った。
このような方向性はほとんどかなえてきたので今日が人生の終わりでも後悔はない。

内側だけトーストしたサンドが珍しい

そうではなく、ネガティブはベクトルも考えてみないといけない。
「Aさんバカヤロー」、「Bさんバチが当たればいいのに」、「Cさんいい死に方はしないね」などと思いながら、今日人生が終わることは私が不幸だ。

今日で人生が終わるかもしれないから、そういう人たちのことを思い浮かべると時間の浪費になるからしない…という思考に変わりました。

社会人になったばかりの青年の死をムダにしないぞ！

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