前々から宣言していたように、私は五輪期間中、オリ・パラ関連の業務に従事する。
自宅前の公園はテントまで持参する家族で「密」
その初日が今日だ。
まだ連日ではなく、準備といったところ。
そして、リオ五輪の時と同様に、どこで何の仕事をするかは秘密だ。
口外も写真撮影も禁止で、誓約書を書かされる。
五輪で働くことは2年前からの決定事項で、このためにさまざまな予定を調整してきた。
雨が降らないと公園の密集は収まらない
ただし、期間中も週休2日制だし、どっぷり五輪に浸かるわけではない。
シフト申請前に、大学の時間割や夏季集中プロジェクトの予定が出たので、合間を縫って講義も受けるし、合間にちゃっかりセミナー講師の仕事も入れてある。
私は高校生の頃から「五輪と万博の仕事がしたいから広告代理店に進みたい」と言っていたくらいなので日本人でも特殊な部類だと思うが、一般的な国民は”コロナで大変な時に五輪なんかやっている場合ではない”とう考えを持つ人が大半だと思う。
競泳の池江選手にも「出場を辞退しろ」「開催に反対しろ」という脅迫が届き、「選手個人にそんなことを言われてもどうしようもない」と反論していた。
電車に乗っての”お出かけ”は自粛されているらしい
そう、最終的に五輪は開催できないかもしれない。
が、開催されたら誰かがさまざまな業務を担わなければいけないのだ。
そのために準備しておく。
私は開催されても、されなくてもどちらでもいいと思っている。
ただ、中止になったときのために、事前作業でもいいから東京五輪の仕事に携わっておきたいのだ。
延期になり五輪テーマソング「パプリカ」の子どもたちが成長して子どもじゃなくなった
だって、私が生きているうちにはもう日本で五輪は開催されないんだから。
しかも、この五輪、私の知人(JOC職員)がローザンヌのIOCに申請書類を提出に行き、激しいロビー活動の末、誘致したものだから。
選手関係者2万人 五輪の感染対策は?
ところが、五輪で働くスタッフはPCR検査の義務もないし、希望しても検査はしてもらえない。
その上、ワクチンも打ってもらえない。
選手やコーチは全員接種できるよう計画されているそうだが、選手村内で選手だけが安全でも、ワクチン非接種のスタッフが2万人も活動して大丈夫だろうか。
スタッフは公共交通機関で通勤するし、選手の食事のお世話もするよ。
うーむ、素人が考えても厳しいよね。
※リオ五輪の時にどこで何をしていたかはもうそろそろ話してもいいような気がするので、東京五輪のことも4-5年後ならOKになるかも?
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