五輪までにとにかくやっておかなkれば…と思っていたことの一つに友人の還暦祝いがあった。
絵はがきのような眺めの店
20代で私がまだ広島に住んでいた時、友人の結婚式で上京して知り合ってからなので30年以上の付き合いになる。
誕生日は12月30日だが、60回の誕生日は2019年。
つまり、そこから1年半も経過してしまった。
いくらコロナ禍が勃発したとはいえ、お祝いはしなくっちゃとずっと気になっていて、6月の中から22日を出してもらった。
緊急事態宣言明けとはいえ、町はまん延防止期間。
友人は浅草。浅草寺のすぐ近くで家業の喫茶店をやっているが、店を閉められるのが19時半。
そこから移動していたのでは、多くの飲食店は閉まってしまう。
一応、虎ノ門ヒルズのアンダース、法曹会館,、韻松亭などを考えてみたものの、間に合いそうにない。
神谷バーそして、権八
そこで、会は浅草でやることにした。
19時半以降も営業している店として、和食「権八」、焼肉「阿吽ノ和牛」を候補に出してもらった。
いずれも、吾妻橋の脇で、ライトアップされたスカイツリーやアサビビールビルなどを臨む。
30年以上、幾度となく、浅草の秘密スポットを教えてもらってきたが、ここもかなり相当なロケーション。
「いつも混んでいて、予約しないと入れない」という情報をもらったが、ということは何度も行っている店だよね?
節目の日に、そんな普段使いの店でいいのかな?
あらら、パンダに赤ちゃんが生まれたの?
ちなみに権八とはグローバルダイニングという外食グループの経営だが、コロナで営業できないのは違法だとか訴訟を起こしていた会社だ。
トランプ大統領一行も行ったそうだが、それにしてはまあ私のような一般人も行けるリーズナブルな店になる。
観光地・浅草に生まれて、60年暮らした人が選ぶ店なら間違いない。
ただ、メニューも値段もバレバレで、どうお祝いしてあげたらいいんだろう?
うれしそうにしていたので私もうれしい
コンシェルジュもいろいろ知恵を絞ったたが、結局、お店の人にメニューにはないデザートプレートで、店員さんも一緒に歌ってもらうサプライズをオーダーした。
電話で相談した女性店員さんは友人と顔見知りのようで、友人が店に入ってくるなり「元気?」みたいな声をかけあっていた。
でもごはんものを頼む頃に「ではそろそろお願します」と声をかけるまでまで、ずっとサプライズは秘密にしていてくれた。
さて、メインのデザートが出る前は店内の照明が暗くなった。
友人も「だれか誕生日なんだ…」ときょろきょろしていた。
それをしめしめ…と正面から眺める私。
花火がついたプレートは私たちのテーブルに届けられた。
店員さんたちのハッピーバースデーとお客さんたちの拍手で、友人もうれしそう。
1年半も過ぎているので「+α」をつけてもらった
うん、メニューにないプレートは2,750円だったけど、やってよかったな。
スマホで写真も撮ってくださり、私の記念にもなった。
それにしても、相手が指定して、相手が知り尽くしている、私の知らない店でサプライズをかけるって大変です。
浅草の住民が認める抜群のロケーションだし、雰囲気もまずます。
店員さんも気が利く。
外国や地方からのお客様をご案内するにはピッタリです。
権八 浅草吾妻橋店
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