17日は東京都美術館で半日だけ「TURNフェス」なる美術展のボランティアをした。
傘を含めて荷物はこれだけに絞り込んだというのに
本当に多くの方に勘違いされるが、五輪も、TURN茶会の制作もお金が出ているので、ボランティア精神はあっても、ボランティアではない。
私がボランティアをするのは一年にせいぜい1日程度。
私も舞台で多くの人に支えていただくので、展覧会でできることがあればお返ししておくべきだろう。
立場上「見に来てください」とは言うものの、このコロナ禍で皆さんは外出を自粛すべきだし、来場者が少なくとも開催できるだけでありがたい。
東京都美術館もスタッフで入るのは初めてのこと
さて、今回のボランティアは15センチ四方のホワイトボードを持って筆談するので、貴重品などをまとめて持ち歩くため、「サコッシュで参加」と言われていた。
事前のZoom説明会でも、メールやマニュアルでも再三指定されていたのだ。
サコッシュとは、平べったい、つまりマチのないポシェットのことだ。
肩から斜めがけする。
サコッシュ 一例
荷物を置く場所がないため、くれぐれも必要最低限の荷物にしてサコッシュで来るよう呼びかけがあった。
ところが、集合場所に行ってみたら、サポーターと呼ばれるボランティア数十人のうち、折りたたみ傘を中に入れてサコッシュ1つで来ているのは私1人だけだった。
皆さん、ほかに大きな荷物やジャケットを持ち込んでいたし、呼びかけていた主催者側のスタッフまで大きな荷物を持ってきている。
なんだよー。
私はプチ財布に小銭だけ入れて、鍵はサコッシュのポケット、水筒は200ccの極小サイズ、クリアファイルはA5と工夫に工夫を重ねて準備してきたのに。
あれだけ注意しても守らない人がほとんどという事実に愕然とした。
吹き出しボードコーナーが持ち場(サコッシュをかけて)
前日までやっていたボランティア精神のあるアートの仕事では、言われたことを守らない人はいなかったので余計に驚きだ。
つまり、ボランティアに指示通りに動いてもらうのはかなり難しいことはよくよくわかった。
だから、オリンピックのボランティアはポシェット込みでユニフォーム支給なんだね。
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●SDGs×ARTs展
~8月31日(火)
東京藝術大学 大学美術館
https://www.geidai.ac.jp/museum/exhibit/2021/sdgs_arts/sdgs_arts_ja.htm
(入ってすぐ右のセンサリールームを担当)
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