きょう全日、あす半日とオンラインで講義を受けている。
北の町ではもうコスモスが
アートプロジェクトの講義で先生はアールブリュットについて熱く語るられるものの、アールブリュットってなん
じゃろ?おいしいのかな?
私だけでなくほかの皆も知らないんじゃないかな?
検索するくらい簡単だが、皆を代表して私が質問した。
それでやっと、初めてこの言葉に接する人に説明がなかったと気づいていただけたようだ。
本気で意味がわからない言葉は学内でのスぺキュラティブデザインのプレゼン以来だろうか。
知らない言葉で説明されたのでは、最後まで理解できない。
「ノボタン」という植物が売られていた
アールは芸術、ブリュットは生というフランス語で、手つかずの芸術ということで、専門的なアート教育を受けたことがない人の作品。
転じて、福祉施設の通所さんなどの作品をそう呼ぶそうだ。
いやあ、この言葉は一般社会では通じないと思いますよ。
そんな時、テレビニュースなら、新聞記事なら、例えば、「OECD、経済協力開発機構」とか「専門的な教育を受けていない人のアート作品、アールブリュットは…」という紹介の仕方をするだろう。
「ぶち、うまああ」とは尾道の人は言わんと思う
つまり、冒頭(初出)で言葉を説明しなければ、最後まで意味が伝わらず、伝える相手はポカーンとしてしまうということ。
「あなたのプレゼン、実はキーワードの意味を誰も知らないから、伝わらない、イエスがもらえないのかもしれませんよ」という話は、もう何回も書いてきたのだけど。
対象がこういう人だと、その言葉は通じない、その絵では伝わらないことをジャッジする人はやっぱり必要なんだね。
嫌がられても、やはり大きな声で言おう。
「その表現では伝わりません」と。
「強殺では通じないので、強盗殺人にしてください」
「グループ名だけではわからない人もいるから、人気アイドルグループ・SexyZone,と紹介しましょう」
校閲って社会のためになるすてきな仕事だな。
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