10月は今年2回目の大学入学を迎えた。
教科書がオレンジ色でうれしいわ(色は結構バラバラ)
3月に放送大学(大学院)を修了し、4月は東京藝術大学(学部)入学、そして10月は放送大学(学部)入学だ。
卒業を目的とせず、希望の科目だけ受講する学生を「科目履修生」と呼ぶらしい。
学生証は2つの大学から発行されるので、ダブルスクールということになるのだろうか?
普通は、法政大学の学生でありながら、夜は東京リーガルマインドで宅建の資格を取るために勉強するような学びを指すのだろうけど。
勉強好きなわけではない。
藝大のほうは大学院で勉強している時から、社会人向けの1年コースにはいずれ進みたいと考えていたから、放送大学大学院が終わるタイミングで出願した。
藝大のほうは通学、放大は完全オンライン
放送大学では指導教員の伏見清香先生が着任早々で、学部で担当される「情報デザイン」のクラスが在学中に開講されなかった。
つまり、私は伏見先生の授業を一度も受けたことがなくて、修士論文の指導をしていただいていたのだ。
普通の大学ではそんなことはない。
ところが放送大学の場合、テレビ番組を15コマ分収録し、分厚いテキストを作成・出版しなければクラスが開講できないのだ。
私たちおとな院生たちが在学したのはちょうどその期間にあたっていた。
そういう経緯があって、情報デザインを1コマ履修するためだけに今回入学した。
学位も取ったし、別に情報デザインの単位はなくてもいいのだが、私自身が情デを一度、総合的に学んでおきたかっただけだ。
ああ、「情報デザイン」と名のつい大学講義を受けられるまで約10年、長かったよ~。
卒業に関係ないので、カルチャーセンターのように気楽というのは、最初に2コマだけ受けに行った東京都市大学と一緒かな。
(同大での呼称は科目等履修生)
またまた不思議な構造だが、学部生は大学院の講義を受けることはできるが、大学院生なり卒業生は学部の授業は受けられない。
改めて学部だけ別途入学して初めて受講できるのだ。
上野公園にも文化が戻ってきた
そして、4月開講予定だったものが、準備の遅れで、今年度の後期からの開講となり、10月からダブルスクールになったというわけだ。
本当に複雑、ボーッと生きてたんじゃ、入学なり単位取得は難しい。
この2つの大学は2022年3月には終わる予定で、長かった私の学生生活もやっと終止符を打てる。
国立博物館はAKBとコラボしてるみたい
もちろん、高校卒業後すぐに東京のどこかの大学に入学し、そこからエスカレーター式に大学院に進学すれば学修年数は短く済む。
でも、まあ、大人になってからやりたいことができたんだから仕方ないよね。
しかも、自分のお金通う大学は単位に関係なく、受けられるものは全部受けるという気概なので。20歳前後の学びとは全く異なる。
あと半年の学生生活、応援のほど、よろしくお願いします。
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