先月、自宅にねずみが出没してからというもの、私の気配を察する能力は一気に上がった気がする。
山の恐ろしさを訴える女性がいてよかった
パラリンピックが終わった翌日から、お菓子の袋が弾けているのを発見してから、即刻動いた。
(8年前に一度出没したことがあり、その時にいろいろ学習した)
ゴミ箱や引き出しの中に侵入されないよう、あれやこれを食われないよう考えて、ゴミ箱新調、ワゴンは段ボールでバリケード、乾物用コンテナも買った。
あんなに強い人でも用心しているのに
実像は見かけないものの、毒餌を食い散らかしたり、夜中や外出時に出てきた痕跡はあるのだ。
スモークや逃げていく餌、粘着シート型のホイホイも実施した。
そんなことを続けていると、自宅の中にいても、何か変わったことはないか、カーテンが揺れてもそこに何かが潜んでいるのではないかと時々、背後や横を確認するようになった。
都会人がやるグランピングは危険なのでは?
それだけでなく、そこに”敵”を発見したら、どう動くかということを常に考えているのだ。
そんな能力が研ぎ澄まされている頃、テレビにリオ五輪、柔道金メダルの松本香さんが出ていた。
「どう戦うか」と常にイメージしているとか
彼女は精神の鍛錬のために夜中に山中を走っていたそうだ。
山には小さいものならリスやタヌキ、大きいものならクマなどがいる。
ヘビだっているだろうなあ。
そういうものがいないか気配を感じながら、もし出てきたら、どう倒すかをシミュレーションしながら進むとか。
たまに白金台のミュージアムで心静かに過ごす
だから、山ガールなどと自称する若い女の子たちがのんきにキャンプをするのが無防備すぎると心配されていた。
私も同感だ。
昼間ならともかく、夜の山にはいろんな生き物が出没し、自然災害もある。
布1枚のテントをあけっぱなしで寝るなんて、相当恐ろしいことだと思う。
高輪はほんの100年少し前まで海岸だった
いつも周囲の気配を感じながら過ごしている私は神経質なのかなと思っていたが、松本さんの意見を聞いて、「ほらね、世界王者がこう言ってるんだからこれでいいんだ」と安心した。
私の忍者道、ますます極めてまいる所存です。
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