見ていて「ちょっと待て!」と思ったCMがある。
世の中こんなに個装の調味料があるというのに
ハウスが出したレトルトカレーで、レンジ調理により、CO2の排出が湯せんより80%削減できるというもの。
ハウス食品「プロ クオリティ」
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000195.000036263.htmlf
確かにCO2は減らせるかもしれないが、電子レンジのための電力だって、火力ほか使い環境には影響がある。
第一、レトルトパック自体がゴミになるし、パックを作るためにも石油を使い、CO2を出しているはずだ。
レトルトパックがゴミを出すほうが問題
流通のためにトラックが排出するCO2はどうなる?
目先のほんのちょっとした削減だけクローズアップしても、そのほかでバンバン排出して、環境破壊していたらどうしようもないではないか。
ほかにもこんな例がある。
ある巨大飲食施設では食中毒ほかを懸念して、マヨネーズなどの調味料は24時間で廃棄していた。
ほとんど捨てることになる。
確かに食中毒を出したら、補償問題になるのでルール通り捨てて、担当者は安心したいかもしれない。
私が考えたのは、市販されている物は全て個装に切り替えるという案だ。
マヨネーズは個装のほうが地球にやさしいですってば
醤油、ソース、マヨネーズ、ケチャップ、からし、わさび、しょうが、ニンニク、砂糖、ミルク、餃子のたれ、ジャム、バター、マーガリン…かなりの個装食品があるのになあ。
ただし、これらを使うとビニールのパッケージがゴミになるという問題がある。
でも、マヨネーズを何リットルも下水に流すよりは海にやさしいし、衛生管理も楽なのでは?
つまり、
・コストがかからず
・食中毒を起こさず
・CO2を排出せず
・海にもやさしく
・エネルギーを浪費しない
などの指標で総合的に考えていく必要がある。
いくつもの項目で損得を考えるべき
レーダーチャートでも使って考えなきゃダメなんじゃないの?
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