午前中は都心のセレブ小学校まで、友人のお嬢さんの学習発表会を見に行ってきた。
クイズ形式で伝えると聞き手にフックがかかる
小学校最後のお芝居で、主役に立候補して、オーディションで見事選ばれたというので。
ただし、ダブルキャストならぬ、4キャストなので、同じ役を4人で演じる。
友人長女、主役に抜擢
先生のえいこひいきなどと言われぬよう、学校側も苦慮した上のことだろう。
早めに行って、図工の作品も見せていただいた。
何年生も、皆素晴らしい。
ダメダメな児童がいないのは、ここが都会の学校だからだろうか。
都会の校庭に土はなく、わが子の演目に行列を作る
そして、講堂での発表も少し早く行って、4年生のプレゼンも拝見した、
何をやるんだろう?と思ったが、寸劇仕立てで、調べたことをスライドにまとめて発表するのだ。
テーマは「パラリンピック」。
提供スーパーまでマネしてあった
ニュース番組を模して、生徒がキャスターをやったり、中継先に取材に出て、内容を伝えるというスタイルだ。
台本は先生が書かれるのかもしれないが、テレビの特徴をつかんでよくできていた。
「中継先の田中さん、鈴木さーん」と名前を呼ぶことで、今舞台上にいる児童の名前がわかるのがよかった。
ポイントとなる情報をクイズ式で発表することに感心した。
「メダルの数は10個です」と伝えるより、
「メダルの数は何個でしょうか?」
① 5個
②10個
③20個
「答えは①の5個です」と伝えたほうが、考える時間がある分、聞き手の心に刺さる。
図工のクオリティは昭和とは比べ物にならない
そのほかには、オーバーすりぎるアクション。
「53」という数時を伝えるなら
右手をパーにして「ごじゅう」
見だり手を3本立てて「さん」
とジェスチャーを見せながら、全員で大きな声を出す。
これで、聞き手からは左から「5」「3」と認識できる。
フィンガーアクションもここまでできれば完璧
小学生時代からこんなことができるとはなんと素晴らしい時代。
問題はこれらのすべての準備を担任の先生がされているということ。
コロナが明けて発表会ができるようになったのは喜ばしいが、先生のご負担が重すぎないだろうか。
発表会の前後は普通の授業もあるそうだ。
コロナ禍で進行にはさまざまな工夫がされていたが、参観できる保護者は2人まで。
通常なら父母で終わるところ、私を連れていっていただき、とてもありがたかった。
本物の報道陣のような撮影ゾーン
令和の都会の小学生と先生、すごいわ。
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