最近はいわゆる定年の60歳を迎えても悠々自適の隠居生活する人などおらず、ほとんどの人は何かしらの仕事をされている。
ディスコの打ち上げをすべく上野に移動したら大盆踊り
これまでの勤務先の延長や嘱託、派遣社員やパート、起業、まれに公務員で高官だった方は天下りなど。
皆さん、自分は若い、元気とお思いかもしれないが、そんなことはない。
61歳の知人が同じ職場の70代の方々を「お爺さん」と呼んでいるが、いやいや20代から見れば61歳も十分にお爺さんだからね。
片頭痛に胃痛、喘息、耳が片方聞こえません、目が悪いので手術しました、腰が悪い・膝が悪い・股関節が悪いので手術で入院します、イボができたので取る手術を受けました…。
出るわ出るわ、持病の診療と治療。
打ち上げは上野のビーフキッチンスタンドで
そのシニアな労働者は平気で遅刻や早退、休みを取られる。
それが当たり前の権利とでもいう感じで。
そんなに持ち場を空けられると職場の方は困るというか、困らないまでもあてにはできないはずだ。
そこで気づいたのは、50代以上で出世されている方というのは、とにかく健康だということ。
盆踊りは御徒町の老舗、吉池主導の様子
当日電話で病欠などもされないし、手術で入院ということも聞かないし、おまけにコロナ禍でもコロナに罹患されなかった方々だ。
一般的な大企業の昇進の仕組みはよくわからないが、昇進ルートが明確な職業がある。
公務員だ。
上野のホテルとネットカフェ、同じ系列なのだろうか
国家公務員は次官がトップだが、今なら国家総合職試験に受かった人しかなれない。
しかも、ほとんどは東大か京大、旧帝大の卒業生だ。
そのほか、自衛隊も元軍隊なので、昇進には明確な規定がある。
トップに昇り詰められるのは防衛大学出身者のみだ。
知人に一定以上の階級の自衛官が数人いるが、防衛大卒業生でも学年に数百人いると、自分の先輩が部下になることもあるそうだ。
大卒後に幹部候補生学校に入り、防大卒の幹部を差し置いて、某艦長になった私の高校・大学の同級生などもそんなパターンかもしれない。
先輩を飛び越して、それらの方々が上の地位に就いた理由を考えるに、やっぱり健康なのだ。
特に海上自衛隊など一度海に出て行ったら3か月程度は港に戻れない。
医務官も同乗するし、いざとなったらヘリも飛ばせるが、基本的に病人の治療はできない。
数百人を束ねる指揮官が病気ではとうてい務まらないのだ。
メルカリで買ったペコタンブラーとカープのプラカップで仕事
そして、オラオラ系ではなく、物静かで、下の立場の人の意見もじっくり聞く。
趣味関係などで、長年年上の方からも可愛がられてきた。
ついでに家族思い。
こういう人たちが、自分の希望や勤務年数、出身校に関係なく、出世していくようだ。
東京駅前の東京ミッドタウン八重洲、ついに完成したね
望んで病気やケガになる人はいないが、健康というだけで得られるものもあると知ってしまった。
高級官僚や自衛官以外の人は自分に関係ないと思うかもしれないが、シニアという年齢にさしかかっても働くなら、病気になるのは仕方ないとして、通院は夜や土曜にしましょう。
遅刻、早退、休みで通院されると、若い人を雇ったほうがいいということになり、ほかの同世代の方に迷惑がかかることに気づいてほしい。
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