9月10日は大学の特別講義
「メタバース時代のXR技術×福祉+アート」
に参加してきた。
日曜なのに新門空いていた、ここから入ると近道になる
コロナ禍でも展覧会や行事で東京藝大に行くことはあったが、講義では1年カ月ぶりのことだ。
今回は今話題の仮想空間・メタバースを使い、福祉やアートに役立つ新しいことに活用できないか模索する授業だった。
私は入ったことがなかったAMC(Art Media Center)の演習室で行われた。
余談ながらこの棟にはトイレがないとか。
今どき、3階建ての校舎にトイレを設置しない選択肢があろうとは。
1週間前の学園祭の神輿がそのまま
仮想空間にはいろいろな種類があるそうだが、私たちはCluster(クラスター)というプラットフォームを使った。
オンラインゲームをしたことがあれば操作は問題ないと思うが、そういうものに触れてない私などしょっぱなから四苦八苦した。
それ以前に、Macを触ったことありません、パソコンを使ったことありませんという人は無理だ。
私もなんだかんだ言いながらMac使用歴6年だし。
すると、大学のグラウンドや校舎プロットしたキャンパスが現れる。
そこに、自分の分身=アバターを置くのだ。
多少自分に似たアバターを選んだ
集まった仲間とマイク付きイヤホンを通じて会話ができるが、実際には近くの席に座っているので不具合があったらリアルに声をかけられる。
不具合…大あり。
声が小さくてメンバーの声が聞き取れない。
臨場感を出すための効果音(私たちの場合は小鳥の鳴き声)が大きくて、ノイズをずっと聞かされている感じでフラフラに。
昼休みにはVRゴーグルで仮想空間も体感させてもらった。
ゴーグルで見えている景色が他の人にも見られる
私の場合は日比野学長が陶芸している両腕の間に小人さんになって座った感じで、陶芸も見られるし、腕の内側をなめるように振り返れば先生の顔もあった。
ゴーグルも大きくて物々しいが、そのうちメガネサイズとかコンタクトくらいに小さくなる気がする。
音量調節もむなしく、結局リアルに話し合い、発表もリアルだ。
デッキの脇の教室で
どんなアイデアが出たかは学内秘密です。
オープンイノベーションとはまいりません。
結局のところ、音声がカギとなりそうだが、調整は大きく2カ所ある。
クラスターの詳細設定で音量を変えないと続けられない
①Mac側のイヤホンを最大に
②クラスターの設定でワールド(効果音)をゼロに、音声を最大に
いつか聞き取りづらくて困ったら思い出してください。
遠隔地の人と話し合うなら音声がクリアなZoomやTeamsで十分だが、なぜメタバース?と思ったが、理由はアバターにあるらしい。
スタイルや服装、髪型などで、好きな年齢や性別になれるから。
ただ、ここにも問題が1つ。
いくら、見た目は変わっても、声は自分のもの。
少年声、おばさん声などはどうにもならないが野、現状だ。
アバターが集まって美術学部校門前で集合写真
いろんな新しいものが出てきては消えるが、メタバースもどうなるかわからない。
ただ、私は新しいものが出たと気に、同世代の女性の中ではイの一番に使ってみる気概を持っていたいだけ。
それにしても大学の機材が使えたり、アルムナイ(同窓)組織が機能していたり、、東京藝大って素晴らしい大学だ。
放送大学は何もかもなかったし、今もない。
運営はもう少し工夫ができると思うけどなあ。
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