首都圏を中心に各ジャンルの料理店を展開する「俺の」の店舗。
開店当初は安さが売りだったはずだが、決して安くない
「俺のフレンチ」「俺のイタリアン」「俺のやきとり」「俺の割烹」などがある。
最初の店がスタートしたのが震災の頃だったかと思う。
(調べたら、震災の半年後)
立ち食いスタイルで、フォアグラなど高級食材を使ったステーキなどがリーズナブルに食べられることで有名。
銀座、新橋勤務の方たちもほいほい行っていたが、私は気が乗らず一度も出かけることはなかった。
ところが今年、忘年会で新橋の「俺のイタリアン」が指定され、系列店を初めて訪問することに。
いろいろ高いと注文するのが怖い
今は着席式だが、2時間ごとの入れ替え制。
予約の19時に行っても、前のグループを”追い出す”まで入れてもらえない。
そのくせ、食後はきっちり2時間で追い出されるのだ。
料理はおいしいが、狭い店がとにかく混雑していて、テーブルの間を歩くのも厳しい。
ついに、私はワイングラスを落とし、床にガラス片がちらばった。
しぶきが少し隣に座っていた方のコートにかかったようだが、店員さんは私たちに直接謝るよう何度も言ってくる。
ごくごくフツーなのにガヤガヤ
いや、申し訳ないと思っているし、お詫びは言うけど、「店側は一切責任ありません」という態度が非常にイヤだった。
そもそもこんなにきちきちに客を受けていることに問題がある。
そして、安いわけでもない。
これくらいの価格だったら、イタリアンでもフレンチでも、個人経営でもチェーン店でも、同等以上のレストランはいくらでもある。
高くておいしいのは当たり前
その日は話もできず、二次会として喫茶店・コメダ珈琲に移動して、やっと一息つけたほどだ。
私がこれまで10年以上、頑なに行かなかっただけのことはある。
俺の系列、二度と行くことはないだろう。
私、いい店、よくない店を見分ける嗅覚を持っているのかもしれない。
逆に、私が推す店は、コスパから接客から、間違いない。
(人を呼ぶ前に必ず自分で確かめている)
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