今期の朝ドラ「虎に翼」、ヒロイン役の伊藤沙莉ちゃんが好きなので可能な日は見るようにしている。
休日昼間に日枝神社前を通ったが、見学はまたの機会にしよう
が、随所でおや?と思うことがある。
まずは、お屋敷。
暖炉のある洋間があり、子ども部屋もたくさん、書生さんも住まわせている。
ヒロインの父は弁護士か社長さんなのかと思っていたら、銀行の係長。
いやいや、勤め人で、係長で、こんな豪邸には住めませんから。
こんなご立派な家に普通の会社員は住めません
次に家族構成。
ヒロインには数年年上の兄がおり、勤め人。
兄は結婚して小さな子どもがいる。
が、ヒロインの弟は年が離れている。
兄の子たちと弟がきょうだいくらいの年回りだ。
なんだか見たことがあるような家族だと思ったら、サザエさんだ。
結婚して孫も産んだ子どもと同居。
その子には弟妹もいて、年の差が少ない孫もきょうだいのように同じ家に三世代で過ごしているのだから。
応接は洋室も和室もあるんです
”虎つば”父役の役者さんは50歳らしいが、50歳という設定なのだろうか。
サザエさんちの父・波平さんも現役のサラリーマンで戦後は55歳定年だったので、それより若いという設定なのだろう。
冷静に考えたら、定年直前に子ども(カツオ、ワカメ)が小学生では、その先どうやって育てていくつもりだったのだろうか。
兄には子どもが2人もいるのに末っ子は小学生
”虎つば”は今、戦前、サザエさんは戦後という違いはあるが、勤め人で部屋数の多い持ち家があり、大家族を養うって、ちょっと無理があると思うのだが。
時代考証をするなら、ちょっとお父さん給与明細を見せてください、虎ちゃんの学費は月々おいくら?食費と光熱費の支出はどうなってます?と確認したいくらいだ。
このドラマで明治大学の株はうなぎのぼり
時代や職業から、”そんなわけはないだろう”と思うのは、バブル時代のトレンディドラマ(死語)と一緒だ。
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