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「近」の上にも10年

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長らく続けてきた近藤良平先生の「コンドルズ ダンスワークショップ」も10年目に突入した。突入したのは2012年の11月なのだが、諸事情が重なり合ってクラスが再開されたのはつい先日、2月になってからだ。


【日刊 ノボちゃん】

同じフレームに収まっている写真はほとんどなく貴重な1枚


10年というと、自分の人生の中で3番目に長いものになる。1番がバトントワーリング、2番がRISE(ジャズほか、よろずダンス)、そして3番目がコンドルズメソッドのダンスだ。(同じ年に始めたサンバもあるが、あれは年に1回だけだから)


2003年11月に2回だけのワークショップだから…と軽い気持ちで参加したが、まさかこんなに長く続けることになるとは。私も夢ゆめ考えていなかったが、先生とてそれは同じだろう。そもそも先生が超のつく多忙になってもご本人による普通のレッスンが続いていること自体、奇跡のようだ。普通、家元制度みたいなものが敷かれて、師範代みたいな方が教えに行くよね?


【日刊 ノボちゃん】
夜景がキレイなスタジオ


日本で最も高い場所(48階)にある稽古場でスタートしたクラスだが、10年たって私が素晴らしく踊れるようになったかと言えばそうでもない。


ただ、床と仲良しになって受け身は上手になった。
空中に浮くのは愉快だとカラダが覚えた。
「絶対大丈夫だから、跳んでごらん」と言われ続けて、怖いものはほぼなくなった。
キレイに踊らず、わざとヘタっぽく踊るニュアンスも受け取った。


グランドピアノ生演奏で踊るという、今どきバレエ教室でも体験できない贅沢をさせてもらってきた。
「やりたいことは何でもやっていい」という生き方も学んだ。
この場所に通っていなければ、会社員をやめることも、本を出すこともなかったと振り返ると、続けてきてよかったのだ。


【日刊 ノボちゃん】
試験に出るワークショップ(これホント)


10年の間に気象で中止が2回(台風と大雪)。仕事の都合で先生が来られなかったのが2回で、本の締め切りで私が行けなかったのが2回。それ以外、ずーっと続けてきたんだから、そりゃ変化のひとつもなけりゃウソよね。


2月のその日、初回から続いているメンバーは私ともう1人だけだった。10年という歳月の間には新しい人が来てはやめ、誰かが来ては来なくなるのをずっと見てきた。いったいどれだけの人が出入りしただろうか。継続とは普通の人には難しいことなんだね。私はコレと思ったことは飽きないし、やめない「継続女王」だから。


そうそう思い出したが、週刊AERAにも書いてもらった。このクラスのために「岩手には来なくていい」とまで言われて続けてきたことなんだから、これからも続けていかなければダメだ。


【日刊 ノボちゃん】
一度床材を張り替えたフロア


私の母(78歳)は、大学時代の恩師(90代?)の研究会に行き続けているから、先生とはかれこれ60年の付き合いになる勘定だ。すると10年なんて長いうちには入らないね。


ここから先は先生と私との根比べというか、どちらかがケガや病気で踊れなくなるまで続いていく気がする。(と家族も予測しております)



■日刊ちょいweb(No.036)
「NTTの近所」
ウソのような話だが、光回線を持つNTTの近隣はインターネットの通信速度が速いそうだ。逆に遠いと遅い。うちはしばしば無線LANもiPadもiPhoneも何もつながらなくなる。じゃあNTTの局が相当遠いんだよね。家の前の電柱に電線がはわしてあるんじゃないの?


プレゼン・コンシェルジュNOVOの辛口web日記は
ただいま【第2890号】


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