鳥山電停の脇に「竹しげ」なる地元系居酒屋がある。定食が650円とか700円程度でボリュームがすごい。
その一つに「ナスの肉味噌炒め」というメニューがある。名前は普通でもよそでお目にかかったことがない調理法だ。炒めといっても炒めてない。ナスと餅を揚げたものに肉味噌がかかっているのだ。
こんなのばかり買ってくる人はいじらしいね
この肉味噌が甘辛くて、ご飯にのせて食べたらおいしいだろうなと思っていた。できれば温泉卵や海苔ものせたいところ。
次に行ったとき、豚の角煮を頼んだら温泉卵がのっていた。よし、この店には、ご飯も、肉味噌も、温玉もある。私の食べたかったあのメニューができる体勢は整っているぞ。
そこで勇気を出してママさんに
「あのう、ご飯の上に肉味噌と温玉をのせた丼をメニューに作ってもらえませんか?」
とり、切り出してみた。
すると、
「うちはご飯に好きなものをかけて食べる人も多いし、いつでもやってあげますよ」
言ってもらえたのだ。
肉味噌(上)、正メニュー「まぐろ丼」(下)、自宅で盛り付けただけの「竹しげ丼」(右)
ああ、これこそが、あちこちの店で聞く裏メニューというものか。
“でも、さすがに今日の今日はやってもらえないよね”
としょんぼりしていたら、肉味噌を包んでお土産にしてくださった。
「家でご飯にのせて食べるといいよ」と。
わーん、うれしいよーう。
そこで翌日ご飯にのせて「竹しげ丼」を作ってみた。やはり想像していた通りの味だった。これは単品でも絶対成立するわ。私はさらにうどんにのせたり、卵とじに入れたりした。
さらに通えばさらなる裏メニューも依頼できそうだ。ふふふ。
小人さんが時々魚を煮付けてくれている
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ただいま【3174号】