先日のZUMBAカンファレンスは展示会場のパシフィコ横浜で行われた。私たちは2階だったが、1階はAKBの握手会だった。
無名アイドルの応援にみんな必死
AKBも、ももクロも見たことがあるものの、そのファンはどういう人たちか知らなかった。大量に押し寄せてきたファンを一言で表現するなら「おたく」だ。秋葉原にたくさんいて、コントなどでも服装をマネされるおたくそのもの。
ZUMBAウエアがオール蛍光カラーなのに反して、おたくは明るい色を服を着る人は少なく、会場が真っ暗だ。チェックのシャツを着ている率も高いような気がする。犬神家の一族のお面や暴走族の特攻服を身につけたファンもいた。目立つことに命をかけているふうだ。さらには、おたく男子が何千人も集まると、独特のおたく臭もただよっていた。
わが家は後楽園が近いため、ジャニーズや韓流のコンサート帰りの熱狂的なファンをよく見かけるが、彼女たちとは応援の仕方が違うように思う。アニメおたくやゲームおたくなどとかぶる部分があるからか、ITリテラシーは女子と比べて高いからだろう。
参考画像
握手会ってスゴいのよ
駅前で被災地のペットを助ける募金をやっている青年たちは「お願いしまーす」を連呼するだけだが、AKBファンは違う。
応援するアイドルの画像を取り込んだボードを作り、パネルにして、入会や署名を呼びかけている。画像やロゴを自作して、Tシャツやジャンパーを作っているファンもいた。とにかく作り物が本格的なのだ。
研修生を入れてAKBグループにはどれくらいの女の子がいるのか知らないが、自分のお目当ての子を応援するためのファンクラブ内ファンクラブみたいな組織があるようだ。
さらには「天野暢子生誕祭」のように、アイドルの名を冠した生誕祭なる行事があって、それへの勧誘も盛んだった。本当の誕生日のことか、デビュー日のことか、おばちゃん、よう分からんわ。
制作物の数々がスバラシイ
そうそう、アイドルに注目してもらうためにも、通りすがりの人に注目してもらうためにも、「お願いしまーす」だけでは効果ナシ。ビジュアルで伝えないとね。
次にAKBの大型イベントがあるのは、いつ・どこでか知らないが、ビジュアル・プレゼンをブラッシュアップしたい人は行ってみるといいよ。
一人で応援する奴はおらんのかい?というほど、おたくは群れている
会社では部長さん?という外見のおじさまも、ベビーカーを押したコスプレヤンママもいて、AKBは奧が深い。
東京マラソンまで、あと88日
プレゼン・コンシェルジュNOVOの辛口web日記は
ただいま【3175号】