Quantcast
Channel: 【日刊 ノボちゃん】
Viewing all articles
Browse latest Browse all 4981

バトン責め

$
0
0

過日、PLバトンの首都圏発表会におじゃましてきた。


キャッツのおばさんネコ(テルミ)と子どもネコ(長女のヒカリ)


NOVOTELの相棒、テルミちゃんが子どもの時からPLで活動してきて、現在も娘さんともどもPLで活動中。さらに、私たちが出会った大人のチアダンスチームの代表もPLのバトン部出身だ。


今年のテーマは「おもてなし」


多くの人にとってPLと言えば高校野球だろう。関西の人にとっては花火大会かもしれない。が、バトントワーリングもすごい。甲子園にあたるバトン高校選手権では何十年もトップに君臨してきた強豪校なのだ。


そのバトン部OBが各地で先生になる。本部でお世話になった生徒はお礼奉公のように、何年間か先生をしなければいけないそうだ。その先生が首都圏では東京・埼玉を中心に、遠くは水戸まで指導されているとか。


花道もあるような大箱で堂々の開催


前半は各教室の出し物で、原宿、秋葉原のような町の名を題材にしたもの、後半はミュージカル「キャッツ」の曲を使ったストーリーものだ。


これがコンテストでもないのに、2バトン、3バトン、アクロバット(ハンドスプリング、イリュージョン)など難易度の技の連続だった。、「これでもか」というほどのバトン責め。"もうバトンは結構ですから…"と遠慮したいくらい、びっくりするような演技が続いた。


私はめまいがしそうだった。あるレベルまでバトンをやった人なら、拒絶反応を起こすかもしれない。実際、同じスタジオの後輩たちはバトンの話を向けるだけでつらそうな顔をする。


先生は選曲・振付だけでも大変だが、トワラーたちが各テクニックを習得していなければ、その技はさせられない。それを教えるのに相当時間がかかるのだ。

(分かる人にだけ分かる話だが、フィンガートワール、フリップトス、そんな基本ができるまでにどれだけの時間がかかることか)


それが手具を持たない一般のダンスとの決定的な違いだ。


手ぶらで行ったのに、出演者からおみやげ(日舞の発表会的)


先日も「大学生の頃のクリスマスって、何やってたんだろう、私?」と考えたが、何も思い出せなかった。デートなどでないことだけは確かだが、そこはバトンをやっていたに違いない。意外にもバトンはコンテストなどで冬場が練習のピークになるのだ。年賀状も卒論も後回しでバトンをやっていたはず。


バトンは楽しいんだけどねー。競技となると「巨人の星」さながらのド根性物語になるのがまずい。練習前に10本の指にテーピングして、爪から血が出て、白いテープが茶色になっていたもの。


出演者が手分けして手書きメッセージを添えるのは素晴らしいアイデア


広島バトンの横山先生はしばしば「私は軽業師を養成しとるわけじゃないんよ」と言われていた。秋の夕刊フジでも取材していただいたように、私たちが今後目指すのは、技術は高くなくとも、見ている人が楽しくなるもの、「あれなら私もやってみたい」と思えるものだ。


衣装やメークも手作りなのがすごい!


私、この先、コンテスト出ないもん。
楽しくいこう、おとなのバトン。ベル



東京マラソンまで、あと55


プレゼン・コンシェルジュNOVOの辛口web日記は
ただいま【3208号】


Viewing all articles
Browse latest Browse all 4981

Trending Articles



<script src="https://jsc.adskeeper.com/r/s/rssing.com.1596347.js" async> </script>