昨日、飲み物の味がしないなあと思ったら、玄米コーヒーの粉末を入れてなかった。白湯を飲んでいたのだ。次の瞬間、"味が分かるならまだ大丈夫"と思った。
白湯の区別ができるうちは大丈夫!
花粉症がひどくなると味もしなくなる。そう、私は重度の花粉症なのだ。
おそらく2000年頃、取引先の女性が「花粉症がひどくて外を歩けないので、申し訳ないですがタクシーを使ってもいいですか」と言われるのを、そんな大げさな…と聞いていた。
ところが数年後、自分もそれらしき症状が出てアレルギー専門の病院で検査してもらったところ、「スギ」が最高レベルの「6」で、何かしらの数値は「100%<」に。おそらく世の花粉症の人々の中でも最重度とみられる私。
当時、看護師さんも驚きの表情を見せた検査結果
最もひどかったのが、2011年3月11日の東日本大震災の数日後。世間も自分も震災で花粉症のことなど誰も話題にしなかったが、確実にあの年の3月中旬から下旬は花粉の数値が飛び抜けていたはずだ。
体を起こしている状態だけでもつらかった。それでも震災報道ほかの仕事はしなければいけないので、最初に買いに行ったのは食料ではなく花粉症の薬だった。病院に行く時間もなく、なんとかそれで乗り切った。
その時、「いくら何でもこれは重症すぎる。気合や気力で乗り切れるレベルではない。入院でもしたほうがいいんじゃないか」と考えていた。いや、「お願いしますから入院させてください」だった。40度の熱を出しても出勤して仕事をしてきた私がそこまで思うつらさだったのだ。
ところが、花粉症のため救急車で搬送されたとか、入院したという話は聞いたことがない。どんなに重度でも花粉症で命を落とすことはないのか、季節が過ぎるのをただ待つだけなのか。
造兵学科とは今でいう宇宙工学科みたいなところか?
気になってネット検索してみたら、花粉症で入院する例はあった。花粉のない空間で静養するタイプと、手術するタイプがあった。
そうか、あまりにひどい場合は入院という選択肢もアリなんだ。それを知っただけでも安心材料が増えた。
今年に限って何ないとは考えにくいが、今年は軽く済みますように。
今、神様にお願いしたことはこの一点のみ。
味の分かるうちに行ってみたい店
東京マラソンまで、あと45日
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ただいま【3218号】