白ならSもCも関係ないだろう ジェニーちゃん3号
マラソンでスマホ紛失。盗まれたんじゃないか?と思うくらい、落とした自覚もなかった。
同じ日に海外で紛失した友人のアッキーナが「私のスマホは修業の旅に出ました。今はどこかの誰かの下で役に立っているはず」とfacebookでつぶやいていたので、そう考えることにした。愛機ジェニーちゃんは旅に出たのだ。
出てくるかしれないという淡い期待を抱いて待った10日間、メールはiPadで送受信できた。電車の中でスマホを見ることも使うこともなくなり、電話もかかってこない。電話をかけるときは何年ぶりかで10円玉を入れて公衆電話を使った。
意外にもそういう昔の暮らしに順応し始めていたのだが、仕事関係で私に電話連絡をしたい方もいる。「携帯電話は通じません」では通用しないだろう。仕方なく新しいスマホを獲得すべくソフトバンクショップへ。
北区役所前のショップは空いてて快適
紛失翌日にお店で聞いたことには、使っていたiPhone5を、手元にあるiPhone4Sに戻すことができるということだった。手続きに約3,000円。ただし通信費は、逆戻りでも最新機種でもあまり差はない。
紛失を反省するため、あえて使い勝手の悪い4Sに戻ろうかとも考えたが、容量が小さいのが致命的だ。写真が撮れない、アプリが入らないという問題が起きるのは目に見えている。
家族や友人らからは「iPod、iPhone、iPadを全部持って使いこなしている女性はその年では珍しい」と言われる。うん、確かに同級生女子はいまだにガラケーの子も多いかも。
使えないから使わないのでは、今からの家電やITが使えなくなる一方だ。同じ機器を使うなら同世代の最後ではなく、先陣を切って使うべきだろう。わずかの費用をけちって古いシステムに逆行するんじゃ女がすたる。戻るのではなく、先に進もう!
選べるのはiPhone5の次世代機種、採先端のiPhone5Sか5C。ボディのカラーがSは大人色、Cがポップカラーで、Sには指紋認証システムもついていて少しだけ高い。メールを盗み見る彼氏がいるわけでもないので、あっさり認証のないCのほうに決めた。
北区役所前のソフトバンクショップの平日夕方などほかに誰も人がいなかった。開封してその場であれこれセットしてもらう。アプリに入った連絡先などもほぼその場で復旧した。スムーズにコトが運んだことがうれしくて、向かいのパン屋さんで一人打ち上げをやったほどだ。
初めて行ったけど酵母が有名な店らしい
ところがスマホが元通りに復旧したわけではない、フォルダから写真が消え、待ち受け画面も消えた。アプリも画面にない。これはパソコンでiTunesと接続して移すのだが、つないでも同期のボタンが灰色文字で使えないではないか。
チキン南蛮サンドで力がみなぎる
同期ができないなら新機種にした意味がない…とすぐにアップルストアのジーニアス(専門家によるサポート)を翌日の最も早い時間に入れた。
それで正解だった。今回は外国人のマルコスが担当だったが、同期に必要なドライバがインストールされていないとのこと。問題を調べ、対処をするのに1時間程度はかかった。ちょっと詳しい友人やソフトバンクショップでどうにかなる問題ではなかったのだ。
Macの聖地にWindowsを堂々と持ち込む
昨年11月、アップル製品のトラブルは、とにかく一番早いジーニアスの予約を取るということだけは学習した。その経験が生きているね。さらには機種変更したときはiTunesの同期でアプリを移すのではなく、新マシンのほうで検索して必要なものを入れる方法も教えてもらった。
ただの青いTシャツがかっこよく見えるのがブランディング効果
晴れて今日から必要機能がそろったスマホのある生活が戻ってきた。ただしLINEだけは消えた友人もいるし、機種変更により、買ったスタンプ、プレゼントされたスタンプが全部消滅した。
LINEの切れ目が縁の切れ目になる幾人かの知人もいるが、ご勘弁を…。
プレゼン・コンシェルジュNOVOの辛口web日記は
ただいま【3276号】