写真が届くまで紹介できなかったが先日の「大人の遠足」では、私独自の企画があった。徒歩で渡るレインボーブリッジをバトンでパレードしてみようかというものだ。
パレードは常に敬礼からスタート
翌日に東京マラソンを控えた日だったが、そこそこ人目のある場所で通しておかないと本番で回しながらランニングは無理なのでは?と考えたからだ。遠足なら人手も多いので、スピーカーを持つ人、デジカメで撮ってもらる人、洋服を預ける人なども確保できそうだ。
観光バスから降りる時、音源用のスマホ、小型スピーカー、バトン、デジカメは持って出た。橋の歩道だが、入口は幅広で、だんだん細くなっていく。柵はあってもネットはかかってないので、手がすべってバトンがすっ飛ぶと東京湾に放物線を描いて落ちていくことは容易に想像できた。
絶対落とさなない振りでやるしかない…。
一番カンタンな奴で安全策を
それでやってみた。橋の中央でやるために、歩き始めのあたりで練習してみたることに。それを仲間のモトハシさんがデジカメで撮ってくれた。4×8カウント分やってみて、十分だと感じた。中央ではほかにイベントもあったのでそれで撮影も終わりにしておいた。
衣装っぽいのを着てくればよかった
その後、仕事の打ち合わせで「レインボーブリッジでもバトンをやってみた」と話したら、極めて特殊な環境であれこれやってみるのを「エクストリーム・○○○」と呼ぶと教えてもらった。エクストリーム卓球とかエクストリーム縄跳びのように呼ぶらしい。
それは4095mのキナバル山頂上でバトンを回してみようと思ったことに端を発している。直前にアセロラ体操のCMのことが頭にあった。あれは海外の絶景ポイントでロケをしている。なかなかキナバル山までロケハンに行くことはできないので、私が撮影してこようと考えたのだ。
たまたま知り合いがいた道でもトワール
”山頂付近でダンスするのは私が初めてかもしれない”と考えたが、ダンスくらいなら毎日登ってきているガイドやポーターが機嫌のいいとき踊ることもあるかもしれない。”じゃあバトンならさすがに回した人はいなんじゃないか”、”少なくとも音源付きで撮影までした人はいないだろう”と考えたのだ。
頂上付近には案外平らな場所も多い
小さいリュックに鯉のぼりとともにおもちゃのバトンを入れ(本物のバトンは重い・長い)、iPod、極小スピーカー、デジカメも背負って登ったのだ。これこそがエクストリーム・バトンの原点だ。
次に”東京マラソンをバトントワリングで走った人はいないだろう”という発想になり、ついにその前日には”レインボーブリッジをバトントワリングでパレードした人もいないだろう”という着想に至る。
基本的に、
"誰もやったことがないことを、私が初めてやりたい"という考え方が自分の根底にあるのだろう。「ひとりギネスブック」みたいなものだ。
「エクストリーム・バトン」というお題もいただいたことで、今後の人生、次はどこで回そうかな?
プレゼンのセミナーか、富士山か、はたまたナントカ・バーか。
前夜、安達先生にも一筆もらったのがキツいところで頑張る原動力に
スマホが戻ってきてこの写真を見ることができた
プレゼン・コンシェルジュNOVOの辛口web日記は
ただいま【3284号】