最寄りの区立図書館以外に、一番大きな図書館もどんな場所か知っておく必要があるだろう。ということで、北区立中央図書館にも行ってみた。
レンガ造りを残した建物
スマホのタイマーで正確に測って自宅から徒歩21分もかかる不便な場所にあるが、施設は想像以上に立派だった。
不便な場所にもかかわらず、利用者が多い。図書館にいる人というと、自習室代わりに使う受験生が相場だ。若い母親が来て子どもの絵本を借りてまた返しに来るという光景もよく目にする。
2階から入って1階に下りる
ところが、ここは棚から持ってきた本をその場で読む人がほとんどなのだ。しかもシニア男性が多い。
カフェレストラン併設ということで、昼どきには私も行ってみた。そのスペースはレストランのほかに、持ち込みOKの学食のようなテーブルもある。そこで弁当を広げるシニア男性が目についた。
うーむ。リストラされて行くところがないから弁当持参で図書館に来たのか、「家にいると邪魔だから、どこか行って」という理由で奥さんに弁当を持たされて家を出てきたのか。
そんな理由でなければいいんだけれど…。
不思議とおばあさんはいない。平均寿命は女性の方が長いので、図書館にあふれるならおばあさんの方だろうに。
書類を広げ回せるのがありがたい
これも私の個人的な推測だが、おばあさんは、書道だ、コーラスだ、食べ歩きだ、と友だちと集まったり、繰り出したりする用事が多いのではないだろうか。
これまでも、おばあさん連れが昼間からビアホールで飲んだり、居酒屋で飲み食いした後、焼き肉定食を食べたりしているのを見かけてきた、ここ北区だ。それはあると思うなあ。
中庭のテーブルでも本が読める
老後に弁当持参で毎日ここに通って読書三昧もいいかなと一瞬考えたが、私に限ってそれはない気がする。おじいさんに弁当を持たせて追い出し、私は友だちと昼間からビアホールだろう。
それが北区のおばあさんの正しいあり方だ。
私の本もパワポコーナーにあって一安心
プレゼン・コンシェルジュNOVOの辛口web日記は
ただいま【3332号】