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Channel: 【日刊 ノボちゃん】
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お好み進化論

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最近、埼玉県の蕨(わらび)市に行くことがあり、広島のお好み焼き店を発見した。


私が命名「わらび焼き」


埼玉というと県外だが、駅の数から言うとうちから飯田橋や市ヶ谷に行くのと変わりない。
今まで鉄板で食べられるお好み焼きの最寄りは飯田橋だと思ってきたが、蕨も近い。


さっそく、数日後に試してみた。


広島以外の都道府県でお好み焼き店をやるのは、ほとんど広島出身者。
お客さんも広島出身者が多く、言葉が懐かしい。


さて、蕨駅西口から近い「ふく福」という店は、確かに広島のお好み焼きを提供する店だが、広島とも東京とも異なり、“広島風わらび焼き”みたいなことになっていた。


昔のカフェバーみたいなネオン


一例:
●広島にはない安価なおつまみ多数
ちくわを焼いて味付けした「ちくわくん」(150円)ほか300円までのメニュー多数。
これは広島に逆輸入してもいい気がする。


縦割りにして焼き、マヨネーズ、青のりをかけたもの

●お好み焼きが髙い
つまみ系が安い割に、メインのお好み焼きは都内より髙い。


●そばが半分
都内でもそば半分入りという設定はあるが、この店はデフォルトで半分。
水か油か溶き粉か分からない液体でカリカリにしていた。



200円前後のメニューずらり(左)


●鉄板カウンターでは食べさせない
素人が食べると時間がかかって回転率が下がるからだとは思うが、せっかく鉄板カウンターがあるのに皿に移される。



駅前公衆トイレをビルに内蔵したものか?


●焼き手のソースがチューブ

焼き手はステンレスのツボから塗る、客はスライドふたの瓶から注ぐのがオタフクソースだが、ここは焼き手の店主まで、スーパーで打っているチューブで出していた。
(そりゃ、はかどらんじゃろ?)


●厨房が広い
別業態の店を居抜きで使っているんだとは思うが、お好み焼き店にしては厨房が広すぎる。


広島なら、これだけ広ければ客席を増やすのが普通


埼玉県のお好み焼きは、寿司が海外に渡ってカリフォルニアロールになったくらい、まったく別の進化を遂げている。


気になる広島県人は私と一緒に蕨のこの店に行きましょう。


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