ある平日の午後、ジャズボーカルのレッスンを受けてきた。おそらく、人生初にして最後になるはずだ。
マイクと譜面台が出る
私が突然歌いたくなったわけではなく、ある使命をもって。
昨年秋に小学校の同窓会が広島で行われ、その結果、男子二人が東京にいるらしいとメール連絡が来た。
一人のN君は中学まで一緒だったから、東京大学に進学し、銀行に就職したところまで知っていた。
もう一人は小学校以来、消息を知らなかったが、今はジャズシンガーだと知らされた。
シンガーの彼は池袋のカルチャーセンターで教えているということだが、氏名で調べたらそれ以外に朝日カルチャーセンター新宿でも教えていると分かった。
それは私が13年も行っている場所だ。
しかもスタジオが同じ705教室。
事務スタッフにお願いすれば、手紙をことづけてもらえるだろうが、直接会いに行ったほうがいいだろうと思い、彼の1日体験クラスを受講することにしてみたのだ。
あいにく、直前の都合で10分ほど遅刻してしまい、冒頭の説明などを聞くこともできず、こちらの素性を伝えることもできず、2時間のレッスンが続いた。
練習曲は「‘S wenderfl」(ス・ワンダフル)という初めて聞く歌。
ミュージカルの中のガーシュウィン作曲のものらしい。
譜面を見ながら歌うのは、2009年の横浜開港150年ミュージカル以来のことになるね。
普段は裸足で踊るピアノ以外何もないフロアに、テーブル椅子、譜面台、マイクがセッティングされ、鏡も取り払われている。
この教室は、曜日と時間が違えばこんな使われ方をするのかぁ。
ダンスでは鏡→ジャズでは壁
逆に私たち、はだしで床を寝転がって大丈夫なのかな?(知らぬが仏)
グランドピアノの音も弾く曲調でまったく違うものに聞こえるから、アラ不思議。
ダンスではフロアにはだし→ジャズではテーブルに土足
歌は正統派ミュージカル風で、これがジャズ?と思ったが、レッスンのもようはまた明日ご紹介したい。
とにかく、レッスンが終わって、
「先生、今日は連絡があって来ました」
と名乗り出た。
実は同窓会のタイミングで、小学校と幼稚園の卒業アルバムを引っ張り出してみたところ、彼は小学校だけでなく、幼稚園も一緒だった。
そういえば、幼稚園でも半ズボンでピアノを弾いていたかも?
そして、カルチャーセンターのサイトにもチラシにもプロフィールが出ているから、秘密でもなんでもないはずだが、彼もまた東大法学部に進学し、メガバンクに就職したそうだ。
朝日カルチャーセンター新宿
守屋裕二先生の「ジャズボーカル」
http://qq4q.biz/tbpl
ところが、その後、ジャズの大御所、マーサ三宅さんに師事しジャズシンガーに転身したというのだ。
写真撮るのイヤとモリヤ君が言うので、朝カルのページより
前出のNくんも幼稚園から一緒。
つまり、1学年2クラス40人いるかどうかの幼稚園、1学年5クラス200人の小学校から、東大に進学した同級生が2人もいたということになる。
すごすぎる、打越愛児園と広島市立三篠小学校。
こんな学友と9年も一緒に過ごしたのに、なんでおりこうになれなかったんだろう、私?
守屋先生の連絡先も聞いてきたので、近いうち、東京同窓会をやることになるんじゃないかな?
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