先日、所用で東京大学に行ったとき、すばらしい接待を受けた。
お皿が立派なため、さらに美味しそうに見える
軽食が出るとは聞いていたのだが、それが見た目も美しく、本格的な味がするものだったのだ。
今どきの言葉で言えばズバリ”インスタ映え”するいうことになるのだろう。
地下2階のスタジオ教室は内装も豪華
その会合は小さめのシンポジウムというか、勉強会だったのだが、主催の女性は他大学の先生だが、東大出身、現在も研究員を兼務されているということで、会場も使えるようだ。
並んだ料理というのが、ムール貝やマッシュルーム、丸ごと玉ねぎのマリネ、スライスしたチーズ、ガーリックトースト、手作りパネトーネ(?)、ハムやサラミなど。
パンだけでも料理として成立するレベル
行ったことがない私が想像するのはフランスの惣菜では?という感じ。
イタリアやスペイン料理はこんなふうに酢を使わないだろう…と消去法からのフランス推定なのだが。
お隣の某大では何かあると○○食堂謹製の寿司桶、唐揚げ、焼き鳥というザ日本の立食パーティーメニュー。
学生ならハッピーターン、キャラメルコーン、チョコみたいなお菓子が並んで、紅茶とかが多いだろうか。
今回の会場はつい先日も別の会合で行った部屋だが、普通に勉強をする場所だ。
なぜこんなステキなことになるんだろね?
皿の模様じゃなくて、サラミなの
東大も貧富の差やカルチャーの違いがあるようだが、ある建物はボロボロ、でも今回の建物は最新の機器を備えたIT施設といった具合。
そして人もサロネーゼのような今回のような女性教員もいらっしゃるということだ。
教会のような建物も多数あり
これはもう、 ビストロUT
と呼んでもいいだろう。
先生も研究などやめて本格的にレストランでも開かれればいいのに。
普通の学食には小上がりもアルコールもある
ちなみにUTとはUniversity of Tokyoの略だ。
いつからかアカデミック・アイデンティティでそう呼ぶようになったらしい。
四半世紀前に工学部の隣に住んでいる時には絶対にTokyo Universityだったのにな。
TU時代の証拠品
この時の参加者は大学教職員がほとんどで、ワークショップデザインやイタリアのデザイン教育などについて学んだ。
学生とは違って、皆さんの質問や回答がシャープでわくわくするような時間を過ごさせてもらった。
また、何かやるならここまで徹底するということも学ばせていただいた。
私もいつかこんなおもてなしができるようになりたいわ。
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