大学の掲示板に出ていたポスターを見て、先月横浜まで遠征したのはNHKとTBS共催のテレビデザインのシンポジウムだ。
ライバルがタッグを組んで採用
本来はテレビ局のデザイン職を採用するためのリクルート活動だ。
(今は大学3年、修士1年の年度末が就活シーズンなの)
初の日本大通り、初の情報文化センター
私は就職活動はしないものの、テレビのデザインを研究しているので話を聞かせてもらうことに。
受付で「関係者(テレビ局社員)の方はこちらに」と言われたものの、
「大学から申し込みました」と答えるしかなく…。
NHKは紅白歌合戦、TBSはドラマを中心に、デザイン業務のウラ話を若手から中堅のデザイナーがお話しくださった。
参加学生のほとんどは美大の女子
特にわくわくしたのは「8時だヨ!全員集合」の映像を見せてもらった時だ。
説明担当の方は「(参加者の)皆さんは見たことがないと思いますが、ご両親なら絶対に見たことがあります」と前置きしながら説明されるのだが、当のご両親世代なの懐かしいのなんのって。
新聞とテレビのミュージアムがあるらしい
当時私も見ていたはずなのだが、“全員集合の舞台ってこんなに動いていたの?”というくらい、動きのついたセットになっていた。
テレビ局には各局のカラーがある。
バラエティのフジ、スポーツの日テレ、報道のテレ朝…といった感じで。
TBSは今も昔も「ドラマのTBS」だろう。
それはマスコミの仕事をしていない中高生の時分から私も感じてきた。
けれども、今回のセミナーに参加してわかった。
TBSがスゴいのは、ドラマの中でもセットのようだ。
テレビ東京の新ドラマ2画面シンクロがすごい
「全員集合」「ザ・ベストテン」は生放送だ。
内容が決まるのが3日前。
そこからセットを考えて、本番に間に合わせるには長年蓄積されてきたノウハウがあるとか。
前に「笑っていいとも」の取材をしてくださった
朝日新聞 江戸川夏樹記者の記事
当然TBSの局員だけでは無理で、下請けの美術(大道具)の会社の末端スタッフまで、精神と技術が伝承されているから可能になっているのだそうだ。
セットの素晴らしさを再確認するだけでも「8時だヨ!全員集合」を見てみる価値はあり。
なんてったって、舞台に作ったセットの家が、何段階をかけて全壊するんだから。
TBSオンデマンド( https://tod.tbs.co.jp/ )で見られるそうですよ。
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