この2日でキョーレツなキャリアウーマン2人の話を聞き、世の中にはすごい女性もいるものだなとため息をついている。
解説委員といえども個人デスクがあるわけでもない
一人は友人のお子さんのママ友とでもいうのか、同じ学校の保護者さん。
「PTA会長さんがテレビに出ていた」というので、ちょっと検索してみたらすぐにわかった。
「〇〇 所長」それだけで出てきた。
(〇〇は昨今のキーワード)
それで個人を特定できるほど、その世界では有名な方だった。
高学年のお子さんと、低学年のお子さんは双子。
3人の子どもを学童保育や塾に行かせながら、フルタイムの仕事。
会社では数十人以上の部下がいると推測される。
それだけでも大変なのに、政府のなんとか委員など多くの要職につき、執筆に講演、テレビ出演…。
そんな忙しい方がPTA会長を引き受けてくださったというのだ。
専業主婦もたくさんいるだろうに、忙しい人こそこういう仕事をかって出るのだ。
「仕事は忙しい人に頼め」というのは本当よね。
それは驚きますわ。
(以上、聞いた話と調べた話)
新橋に昼間からたむろするシニアで満席のイタリアンあり
そして昨夜は「1分間の深イイ話」に日本テレビの小西美穂キャスターが特集されていた。(以下、小西さんは実際に知っていて一緒に仕事をした人)
公私ともに全力投球の女性は応援したい
イラクに従軍取材に行ったことは有名だが、そのほかに新興スポーツのラクロスを日本に普及させたのだそうだ。
40代で11歳年下の男性と結婚した時も、婚活をすると決めて、婚活の情報収集ノートが15冊に及んでいるのを見て、この人は何でも本気なんだとわかった。
「結婚できない」と嘆いている女性はやり方が緩いんだわ。
接していると、関西なまりの抜けない大阪のおばちゃん的な方だが、そんな底力を秘めた女性だったとは。
Wordで作ったメンバー募集チラシにも上手なものがある
普通、自社の社員を密着取材などしないものだが、小西さんなら取材する価値あり。
彼女は系列の読売テレビから移籍した方で、日テレではそういう方が数年に1人の割合でいらっしゃる。
親会社に引き抜きされるのは、小西さんや、あの方、この方みたいな人なんだ…と納得できる。
ラクロスの日本代表だったと聞いて驚く
そう言えば、内閣府ほか省庁の審議委員などをしている同世代の女性の知り合いは数人いる。
その属性は?というと
・既婚 子どもあり
・既婚 子どもなし
・離婚 子どもあり
・離婚 子どもなし
・独身
世間で“偉い人”、“キャリアウーマン”と呼ばれている女性も、実は多様性に富んでいるのだと気づいた。
本当にダイバーシティ時代が来たのね。
立場は皆さん違うので、共通するものは何かというと、それは「仕事」と「覚悟」、これに尽きる。
どんな属性でも生涯働いている人が輝く。
さらに、「あなたはこの人たちのような覚悟を持っているか」と問われたら「はい」とは即答できない自分がいる。
でも、こうした人たちと接することで刺激を受けるので、東京に暮らしてみたことには意義があるだろう。
55歳は仕事探しが難しくなる年齢なのかぁ
ただ、もう一歩踏み込んで観察してみると、この女性たちは、東京か大阪の有名大学を卒業後、最初に入ったのは大企業という共通点がある。
将来はさておき、これまでは大企業で育休などきちんと整備されていないと、40代50代まで働き続けられない。
地方大学卒、中小企業勤務だとなかなか、政府の委員に呼ばれるまでの発展は難しいだろう。
だから、世の親は子どもを有名大学、有名企業に入れたいと、教育熱心なのか。
(理解するの、遅すぎるよ)
いやいや、そんなことに感心している場合ではない。
「地方私立大学卒でも、こんなことができるよ」と、自分の学生に教えてあげるには、私が憧れの先輩にならないと。
広島修道の学生諸君、広島は田舎だけれど、世界で通用する人になっていこうね。
3/17(土)10~16時
自由が丘の路上でお絵かきします。
どうぞお越しください。
自由が丘×東京藝大 アート&デザインプロジェクト
プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000026628.html
公式サイト
http://jiyugaoka-abc.com/art-project/
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