池袋のブリリアホールこけら落としのコンドルズ公演から早3週間。
同年代のメンバーと
その間に、制作スタッフのお二人からメールをいただいたこともあり、お名前で検索してみた。
多少珍しい名前だったし、ほかにはどんな仕事をされてきたんだろう?と。
検索結果に驚いた。
お二人とも世田谷パブリックシアターの制作さんだったのだ。
みんな静かにおりこうにしていたよ
三軒茶屋駅上の世田谷パブリックシアターを運営する世田谷区の外郭団体・せたがや文化財団
から
東池袋駅上のあうるすぽっとほかを運営する豊島区の外郭団体・としま未来文化財団
へ
揃って、転職?
でも、私はすぐにピンときた。
別に世田谷の待遇に不満があって一揆を起こしたわけでも、クビになったわけでもないであろうことを。
音はピアニカみたいなキーボードがボタン代わり
こうした芸術系の財団は職員の任期があることがほとんどなのだ。
1年~3年、しかも月給も驚くほど安い。
豊島区や世田谷区の上部組織とも言えるアーツカウンシル東京も同じだし、昨年お世話になった静岡県舞台芸術センター(SPAC)の職員さんも同様だ。
知人にもそういうアート系団体の職員を転々としている女性がいる。
おそらくお二人とも世田谷の任期が終わり、経験を買われて豊島に移られたのだろう。
日本のアートは器(建物)や作品などのモノには莫大なお金をかけても、ヒトにはかけらない。
芸術を下支えするスタッフにだって生活があるんだよ。
南北線の広告ビジョン、物々しい感じに
子どもが大きくなったら「舞台の制作さんになりたい」と憧れるような処遇になっていってもらいたいなあ。
せめて演劇界出身の議員さんがいる豊島区だけでも。
せたがや文化財団
https://www.setagaya-bunka.jp/
としま未来文化財団
https://www.toshima-mirai.or.jp/
アーツカウンシル東京
https://www.artscouncil-tokyo.jp/ja/
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