過日、最寄りのJR駅でもらってきたのは「ミタイケンひろしま」のパンフレットだ。
特筆すべきは「スキー」黄色の矢印部分
せとうち広島デスティネーションのために作られたそうだ。
※デスティネーションとは方面のこと。旅行業界で、ラスベガス・デスティネーションのように用いられる。
おらが町に観光客を誘致するキャンペーンって、よその人が見るもので案外地元のの人は知らないものなので、私ももらってきたのだ。
日本への観光客誘致のポスターや動画は日本人は一切見る機会がないのと一緒。
今年の始め頃、ASEAN諸国における日本へのインバウンド誘致の映像をたくさん見て、逆に新鮮だった。
4月に注文した宮崎牛を11月にやっと消費
ミタイケンって、かけ言葉になっていることが、広島県以外で通じるのだろうか?
広島県民は「~けん」という語尾を多用する。
ざっくり言うと「~だから」という意味になる。
「今日は午後から雨が降るけん、傘を持っていきんちゃい」で
「今日は午後から雨が降るから、傘を持っていきなさいね」
という意味だ。
「ミタイケンひろしま」で、「見たい県」と「未体験」をかけているのだ。
「うどん県」の二番煎じ的な感じ?
どこの広告会社が作ったのか、発想が浅いと感じる
観タイケン
軍艦見学や観光フェリーなどの観光スポットの紹介
味タイケン
養殖の牡蠣、日本酒の酒蔵や屋形船で食べらえるメニューなどの紹介
(錦帯橋はお隣の山口県じゃけどね)
実タイケン
ジッタイケンと読ませるのか?
熊野筆やらデニムなどワークショップができる場所の紹介
魅タイケン
宮島に旧海軍兵学校などの見どころの紹介
(観タイケンとの違いがないぞ)
試供品のマスタードがイケてる
私も行ったことがない、知らんかった所もあるけどね、こりゃ是が非でも行ってみたいと思うようなものが紹介されとらんよね。
広島なら…
①世界遺産の原爆ドーム、②お好み焼き&もみじ饅頭、③マツダスタジアム&カープ
あたりは不可欠なのでは?
これらが一切紹介されない広島の観光案内なんて。
特筆すべきはグローバルメニューの中にあるスキーかもしれない。
広島県はスキーができる最南端、最西端の県です。
赤羽あたりの中華は半分持ち帰り可能 しかも容器代無料
私が今東京で暮らしているのは広島県のスキー場開発コンサルティング会社での転勤で上京したから。
ぜひ、広島県にはスキーをしに行っていただきたい。
ボウリングと一緒で、今スキーなんて流行りませんが、行くと楽しいですよ。
ミタイケンひろしま
https://www.hiroshima-kankou.com/mitaiken/
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