局面がガラリと変わる時は急展開すぎて時系列の感覚が崩れてしまうが、五輪組織委員会の森会長が辞任の以降を示してまだ1週間もたっていない。
なぜ”戦犯”のこの人がまことしやかに解説を?
12日に正式表明すると言って、12日の午前には後任に川淵三郎氏というニュースが流れ、午後には一転白紙となった。
今回だけ首相と同意見だが、「川淵氏がどうこうではなく、決め方がよくない」。
でも、川淵氏のどうこうだって重要だ。
これまでスポーツ界に貢献してこられたとしても、辞職する人より高齢では、五輪本番までに急病で亡くなるようなことがあっては困る。
今はコロナが蔓延している時期なのでなおさら。
なぜ80代以上で、「自分はあと半年は生きて仕事が全うできる」と思えるのだろうか。
(自分の父が70代前半で亡くなっている経験から)
「ウィズコロナかるた」をすべて読むといい
「森氏には相談役として残ってもらい…」という発言もまずかった。
それじゃあ傀儡(かいらい=あやつり人形)政権だ。
森氏の意向をただ”あやつり人形”として動くだけ。
しかも、相談役というからには企業と同じく、それ相応の謝金も払うのだろう。
それはまずいですっては。
そして、昨16日に開催された後任人事を決める関係者の会議も全日空ホテルで密室。
今こそ、ドラフト会議のように中継でもして公明さをアピールするときなんじゃないのかな?
「はなまるうどん」には焼き芋天ぷらなるメニューがある
16日の朝の情報番組では、公私混同で辞職に追い込まれた前東京都知事の舛添氏が出てきて、森氏を擁護する発言をしていたけど、全く説得力がなかった。
誰が会長になるかまもなくわかるのかもしれないが、「今回はとりあえず女性を会長にしておけば国民の賛同が得られる」という単純なものではないだろう。
本当に資質のある方に就いていただきたい。
そういう意味では、会長が男性の場合でもOKだ。
テイクアウトは容器がモッタイナイことにやっと気づく人が出たか
これは五輪の会長だけでなく、日本全体で浸透していってもらいた。
男女雇用機会均等法などなかった就職活動の時代を経験した者からしたら悲願とも言える。
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