日本では静かにパラリンピックで感動が生まれたり、コロナやワクチンのことに気をもんでいるが、海外では抜き差しならぬ出来事も起きている。
朝、仕事帰りに新橋に寄り道してみた
その一つがアフガンのタリバンによる支配だ。
いつも気が付いたら深刻な事態になっていて、その発端は何だったんだろう?という紛争が多いが、アフガニスタンの場合、極右派による国家支配ということになるんだろうか。
アメリカ軍はすぐさま撤退し、日本も邦人の帰国を促している。
東京駅までのバスに乗りたいと思っていたら新橋行きが来たので
超が付くほどの歴史オンチの私だが、ユダヤ人がナチスに迫害された時はこんなふうだったのだろうか、敗戦した時、満州やロシアから引き上げる旧日本軍はこんな感じだったのだろうかと思いをはせている。
私を含めて日本人は平和ボケしていて、戦争や紛争への危機感はない。
ただ、私は近年大学に来たイスラエル人の友人がいて、彼女などは実際に兵役に就いてから大学で学んでいるので、軍隊や戦争というものを、その友人を通じて身近に感じている。
こういう事変ではいつも、邦人の安否、避難が取りざたされるが、それが不思議でならない。
自国民さえ無事ならよしとすることが。
新橋駅前ビルの地下はほっとする空間
そういえば、外務省の仕事をしていた時のご担当者がその後、南米の邦人の安全確保の部署に異動されたことを思い出した。
事情が許す人は国外避難を試みているそうだが、海外に親族がいたり、その費用を持ち合わせている人はごくわずかな特権階級だろう。
多くの国民はタリバンの恐怖政治下で怯えながら暮らしたり、時には処刑されたりしなければいけないのか。
我が家の並びのお宅の立派な朝顔
といったことを考えたら、感染症対策のために無料で接種できるワクチンを「よくわからないから様子見」とか言っている場合ではないと思う。
医療があって、受けられるのに、なぜ受けない?
音楽フェス?行ってもいいけどコロナ陽性になっても自宅療養してね。
世界にはワクチンどころではない国もたくさんあるのだ。
日本の平和と進んだ医療には感謝すべきだと思う。
ご来場ありがとうございました。
●SDGs×ARTs展
~8月31日(火)
東京藝術大学 大学美術館
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