今年は秋以降、私の時間も、お金も、全て冠婚葬祭に費やしている気がする。
(よく思い出せたね)
ちょっと思い出しても、出産祝い、葬儀(通夜の方、お別れの会の方あり)、実家の住宅の購入祝い、いくつかの還暦祝いほかがあった。
買い物に行ってもカードに祝儀袋、封筒を買っておくようにしたし、不祝儀袋に至っては1枚入りと4枚入りがあり、これは4枚入りの方にしておこうと思ったら数日後に出番がやってきた。
お別れの会は無宗教でよかった
”葬儀の準備をしておくなんて縁起でもない”などと言っていられるのは20代まで。
私くらいの年齢で、急な冠婚葬祭があった時、「真っ赤な服しか持ってません」「包むお金がありません」とは言えないから。
このあたり、最初に働いた広告代理店でかなり鍛えられた。
千葉では調味料が入った花輪が並んだ
そして、私に絶対的に影響を与えたのは叔母だ。
父の妹だが、一部上場企業で役員秘書を務め、見込まれて関西に嫁いだ。
その婚家先が、大丸の社長というのだから、それは冠婚葬祭の付き合いが徹底していた。
(叔母の義父は松下幸之助さんの棺を担いだほどの関西経済界の重鎮)
それに合わせてまず母が鍛えられた。
「実家から○○が届かないと困る」と言われては、物やお金を届けてきたのだ。
ある組織のトップの方の還暦と合わせてペペロデー
妹などどなたかが亡くなるたび香典を包もうとするので、”親しくもない人にお金だけ渡してもお返しで仕事を増やすのでやめておけ”と止めるのは私の役目だ。
私も何もかも「わしゃ知らん」で済ませてもいいが、お付き合いの深い方にはしておくべきだ。
それぞれの育った環境が大きいが、一番の理由はコロナが落ち着いて、緊急事態宣言が解除されことだろう。
何もかも自粛だったものが解禁となったので、今、1年半分の冠婚葬祭が押し寄せているのだ。
宝塚観劇を招待してくれた友人へのお礼でビュフェランチ
この状況をポジティブに考えると、葬儀など列席させてもらう間柄の人がいることがありがたい。
昨今は”葬儀は近親者だけで営みますので、来ないでください、香典も出さないでください”と拒絶されることがほとんどだから。
お祝いだって、祝える相手がいることは素敵なことよね?
それにしても、今年は私一人が祝う還暦祝いの方がすでに5人。
年が近いと人数も多いが、お祝いしたいのだから、これはよし。
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