8月24日は大きな ニュースが2つ。
※本日は関連写真はなし 代わりに実家の皆と行った食事のお料理
刺身などが食べられなくなると悲しいよね
1つは、新興諸国5カ国の連合「BRICS」に6カ国が入る件。
もう頭文字はBRICSじゃなくなるので、名称どうするの?
これは急に発表された感はある。
そして、もう1つは、予定されていた計画が実行されたもので、福島第一原発の処理水の海洋放出が始まった件だ。
肉も野菜も放射線はある
多くの人が慶応高校優勝おめでとう、感動をありがとうなどと浮かれているかもしれないが、これは私たちの生活に密着した問題だ。
そもそも、福島第一原発というのは東京電力の施設で、首都圏に電気を供給するための施設。
発電所がなければ、私たちはパソコンもスマホも使えないし、エアコンだって、水道だって使えないことをよくよく覚えておこう。
そして、放出とともに、中国と香港が日本の水産物の禁輸(輸入禁止)を発表した。
良質な水産物のためなら金に糸目はつけない中国富裕層に買ってもらえないと日本の漁業は困るのだ。
輸出されず、国内だけで消費できるならラッキーというわけにもいかないのだ。
給食にも家庭でつくる食事にも放射線はある
期間限定で全国の小中学校に出前授業に行っていた”でん子先生”の担当は実験をともなう「放射線教育」。
文部科学省のカリキュラムにそって、先生も教育を受け、試験を受けた。
子どもたちに放射線の正しい理解を身に着けてもらうことが目的だが、そんな教育を受けてこなかった私を含む大人たちこそ教育が必要だ。
素材も料理も放射線は目に見えないし、味もしないだけ
【1】どこにでも放射線は存在する
発電所のそばに並んだ処理水は放射線を含んでいる。
それを放出した海水も放射線を含む。
福島の陸地でも、沖縄の海洋上も、中国の都市部でも、農村地帯でも放射線は存在する。
香港のオフィスでも、アフリカの畑でも、フランスのコース料理でも、日本のコンビニで買ってきたおにぎりでも測れば放射線はある。
見えず、音もせず、味もせず、触ることもできないのでわからない、知らないだけで、地球上に放射線がない地点はない。
あなたが暮らす部屋も、通勤・通学の電車も、スーパーもコンビニも測定器で測りに行けば必ず放射線はある。
食べ物も、校庭の土も、空気も、朝でも夜でも絶対にゼロになることはない。
地球と宇宙で言えば、宇宙の方が数値は高い。
(あちこちで計測してみたから本当だよ)
だから、福島近郊や日本の海の水やそこで育った海産物だけ危ない、恐ろしいと怖がるのはナンセンス。
思考回路が違う海外の人があれこれ言うのは仕方ないとして、日本人は科学的根拠をもって、放射線、放射性物質、放射能と向き合いましょう。
日々、放射性物質を体内に入れているのが動物や人間
【2】放射線は人から人にはうつらない
これも子どもたちに教えることだが、検査や健康診断でレントゲンを使って放射線を受けても、自分から放射線を出すようにはなれないよね?
誰かにタッチしてもうつりません。
人から人にはうつらないというのはそういうこと。
だから、どこかの県、どこかの国そのもの、モノ、ヒトは怖い、危ないというのは間違っているの。
日本のスーパーから海産物がすべて消えるということはないと思うが、じゃあ野菜を食べましょう、肉を食べましょう、代替肉を食べましょうといっても、放射線は必ずあるからね。
気になる人は、本を読む、公的機関のwebサイトなどで調べて、本当のところを自分で確認してみましょうね。
「YouTubeで、インスタで、タレントのナントカさんが言ってたから…」をそのまま信じるのが一番ダメ。
放射線教育 学習指導案(福島県)
https://www.pref.fukushima.lg.jp/img/kyouiku/attachment/902106.pdf
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