桜の花見以外、なんの行事も、魅力もないと思われてきた我が家に近い飛鳥山公園(東京・北区)にやっと大がかりな行事が出現した。
お向かいの公園がこんなふうになったのは初めて見た
飛鳥山が”公園”と指定されてから150年になるのを記念した盆踊りだ。
せっかく、1万円札の顔になる渋沢栄一という資源があるのに、大河ドラマにもなったのに、それっきり脚光を浴びない、それが飛鳥山公園。
(ぜんぶ、コロナのせいだ)
いやあ、私にも別の計画はあるが、とりあえず踊りを通じて多くの方が集まるのはよいことだ。
コロナの前も、コロナの最中も、地元若手の民謡同好会が屋外舞台で盆踊りを繰り広げていたが、今回の舞台は幼児向け遊園地の中のお城の周り。
定番はやぐらだが、ヨーロッパ風のお城に紅白幕は奔放初
絵本に出るようなお城の回りをぐるぐる踊るのだ。
開会式では北区のキャラクター”しぶさわくん”の着ぐるみが出てきて、やまだ加奈子新区長としぶさわくんの歌を踊っていた。
それで気づいたが、やまだ区長は飛鳥山公園のある西ヶ原在住、王子が地元だ。
区長さんが率先して、しぶさわくんと盆踊りのお手本
私が区長選で応援していたこまざき美紀さんは赤羽が地元。
選挙戦では、王子、西ヶ原、飛鳥山をどうにかする政策は出ていなかった。
町内の人が区長になるってこういうことかと思い知らされた。
やまださんが区長になって、私が心配していた飛鳥山公園をこんな大きな行事、踊りで盛り上げている。
しかも、区長自ら、踊りをフルコーラスで覚えて、お城の上に立って笑顔でリードされているではないか。
ただ、初めてやる盆踊りということで課題山積だ。
年に4回程度はこれくらい集客したい
【1】曲が全く聞こえない
スピーカーの向きが一方向だけのようで、裏側では曲が一切聞こえない。
和太鼓の音でかき消されているのもある。
外側から内側に、せめて4角から音を出す必要があるだろう。
【2】お手本が見えない
一番内側を民謡同好会の先生がお手本を務めていらっしゃるが、外の円の人からは見えない。
せっかく中心にお城があるので、そこに指導役が立って手本を見せる。
本当の指導役はマイクを握って「掘って掘って、また掘って~♪」と動きの説明が必要。
【3】参加者も練習が必要
池袋でやっていた「にゅ~盆踊り」では、事前練習のワークショップが開かれていた。
来ていきなり、さあ踊れと言われても踊れないのだから、町会、学校、職域などで練習会をやって、踊れる人中心に盛り上げる。
どの出店も長蛇の列で並ぶ気がしない
【4】演出が不十分
音響・照明が足りていないが、区役所の中にはもっと機材があるし、学校、自衛隊からヒト・モノを借りれば必ず調達できる。
あとは、参加者に浴衣や甚兵衛の着用を推奨するとか、盆踊りの代名詞うちわを配るとか、もっとやりようはある。
手を挙げても、素手とうちわありでは全然違うんだから。
【5】物販不足
にゅ~盆踊りでは地元商店街の出店も出て、飲み物m食べ物が買えないということはなかったが、飛鳥山公園ではわずかなキッチンカーだけで、大行列。
私も一度も買えたことがない。
地元の商店の売り上げのためにも、もっと出店を募って、許可を出すべき。
本来、集客力のあるロケーションのはずだ
お祭り女、にゅ~盆踊りで長年、踊リーダーを務めてきた私が1秒も踊らなかったのだ。
私が踊りたくなるような工夫をしてください。
ボンジョビで盆踊りとは、誰が選曲するの?
というか、私が自ら各所に働きかけたい。
まずは、関係者の皆さま、第1回盆踊りの開催・成功、おめでとうございます。
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