9月は初日からニューヨーク帰り続きだった。
千里にいさん、千里おじさん、千里じいさん、全部好きだ
まずは1日に仕事関係でNY駐在から戻られた方をお迎えした。
ついで、2日はNYから帰国してやる大江千里さんのピアノリサイタルで西宮駅前の兵庫県立芸術文化センターまで。
なんと、9月でメジャーデビュー40周年ということだ。
すると私の千里くんファン歴も37-38年程度になる。
きっかけは大学時代、広島の放送局でアルバイトをしていて、レコード会社から届くレコードが不要な場合、ディレクターが捨てる廃棄箱があった。
その箱の中のレコードはバイト生がもらってよかったので、拾って帰って聞いていたものだ。
阪急は今、全面的に「ちぃかわ」推しだ
今から15年ほど前、突如ファンクラブからお知らせが来て、「本人、NYに行くので、ソニーもやめます。ファンクラブは解散します。会費は月割りで返金します」と書いてあった。
残念ではあるが、いつまでもアイドルみたいなこともやっていられないし、やりたいことがあるなら好きにさせてあげたいと思ったものだ。
座席番号がなく「えっ自由席?」と思ったら、もう1枚に記載されていた
彼はジャズのピアニストになりたいと、ジャズの音大に入って一からピアノをやり直した。
そして、録音してCDを売ったり、バンドを組んだり、いろいろ苦労をされたようだ。
長年ファンクラブには入って応援してきたものの、全国を追っかけるほどのファンではないのに、なぜ関西まで出かけたか。
すんごい人だった、若い方はどうやって知ったのだろう?
40周年の節目に東京と大阪でピアノソロをやるということは知っていたが、東京分は数分で完売、そして西宮なら買えるということで、自分も誕生日だし、ごほうびにチケットを買ってみたのだった。
千里さんは西南学院大学出身で、すまいもその沿線とか。
ほかのアーティストもそうだが、地元だと本人の思い入れも、観客の盛り上がりも違うので、地元ライブを経験しに行くようなものだ。
千里くんって、関西おしゃれさんだったなあ
初めて西宮北口駅に降り立ったが、ホールは新しそうで、会場は大ホールだった。
オペラなどにも対応できるホールで4階席まであったが、よそから来る私はやっぱり4階席だった。
オペラグラスを持っていけばよかったよ。
その大ホールをバックバンドもなしに、たった一人で満席にしていた。
(いま調べたら、2,141席だった)
終演後すぐの会場内 本当に満席だったんだってば
歌うことは封印されたので、自分の曲をピアノで弾いても、歌わない。
ほんの2曲だけ母校、関西学院のグリークラブの方が出てきて、校歌と「上を向いて歩こう」を歌っただけだ。
男、大江千里、ピアノ一本勝負で大したものだ。
若いごろのようなひょろひょろのスタイルではないが、いい年の取り方をした千里おじさんも好きだ。
40代後半から学び直して、60代で凱旋公演。
なんだか私もまだまだやれそうな気がしたぞ。
ありがとう、千ちゃん!
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