先月から、長年の懸案事項・大衆演劇のワークショップに参加している。
毎回、浴衣に足袋でお稽古
地元、東京都北区の文化施設「北とぴあ」が続けている演劇祭の一環のものだ。
これまでの現役時代は何かと忙しく、やっと今年全日程参加できる運びとなった。
(えっ、いつリタイアしたの?という感じだが、全開バリバリからはセミリタイアだ)
今年は、大衆演劇のほか、舞台美術、舞台照明と3コースに参加するが、ほかに、脚本、ダンス、アクション、殺陣のコースがある。
今から劇団を結成するわけでもないが、ダンス作品を作るにしても、今までは照明スタッフさんにすべてお任せだったりした。
そんなことではダメで、希望や指示が出せるようになっておかないと、よい舞台は作れないと考えてきたからだ。
以前、豊島区の同様の組織でアートマネジメントの講座を受講したが、昨年の公演が大学の助成を受けられたのはアートマネジメントの流れを把握していたからだっただろう。
プロデューサーとプレイヤーはまったく別物なので、いろんなことを知っていなければ。
そのほかには地元の自治体や住民との人脈づくりもある。
あの演劇祭って誰がリードして、どういう人が参加して、どういう運用になってるの?
いずれにしても、税金で運営されているのだから、利用しなきゃ損だ。
参加してみて、いろいろわかってきたことがある。
大衆演劇のワークショップは今年で10年で、経験者が残っていくので9年分の経験者が残って劇団が結成されている。
また、劇団同士がほかの劇団の公演の受付などをサポートし合う。
これはなかなかいいシステムだ。
1年前、北とぴあのホールを借りたかったが、演劇祭がずっと押さえているということで一切借りられなかった。
本番のために外反母趾用の足袋も奮発
それもそのはず、リハーサル室など大衆演劇の稽古でずっと使われているからだ。
逆に、演劇祭に参加する団体は、抽選、申し込み、使用料などなく駅チカの会場が使い放題になっている。
これは、やはり参加してみないとわからないことだった。
そして、これらの知見はダンスを通じたコミュニティ・デザインに生かしていく。
そう、あくまでも、すべてのことはデザインにつながっていくのだった。
私は初参加なので、芝居はほんのちょい役ですが、踊りは先輩方よりきちんとできると思っています。
生徒はさておき、先生の踊りはうっとりするような素晴らしいものですので、ぜひ!
例年より手の込んだ舞台になるらしい
2023年10月15日(日)
15時から 約90分
北とぴあ つつじホール(定員400人)
入場料 1,000円
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