1月8日、自宅近くでスーツにコートを着た若者がぞろぞろと歩いていた。
東京の成人男子は北九州や沖縄のように派手な衣装は着ない
皆でゼミの先生宅を訪ねる?
新人で上司のお宅で新年会?
などと考えたが、成人式帰りだったのだろう。
能登半島では災害で大変な思いをしている方がいるのに、東京やその他の地域では成人式が行われている。
テレビでは金沢市の成人式もやっていて、同じ地方でこの差は何なのだと思った。
高校サッカーの決勝もあり、私は踊りのワークショップに行って、好きなものを食べ、暖かい布団の中で寝てぐっすり。
都心の神楽坂で立派な大根50円
支援物資もボランティアも県外からは受けつけていないし、なすすべもなく、昨年と変わらぬ日常を過ごしている。
私は災害に遭ったこともなく、これといったケガや病気もしていない。
人生は平等というなら、私の苦難はいつ来るのか、と常にびくびくしながら生きている。
もし、私が戦争も災害も経験せずに人生が終わるとしたら、不公平すぎる。
値段のわからないケーキ屋さんのような大行列のパン屋さん
戦争は人為的なものなので別として、いわゆる先進国と発展途上国で幸福度調査を行うと、途上国のほうが幸福度は高い傾向にある。
スマホがなくても、何万人から「いいね!」が来なくても、たとえば空が晴れているだけでも幸せを感じることはできるようだ。
災害は地方でばかり起こっている気がするが、逆に、都市部は災害がなかったから栄えてきたのかもしれない。
ダンススタジオの窓は熱気で結露
今、私を含めた都市部に住んでいる私たちは、ひとまずはきちんと納税して被災地を支えることができることなのだろう。
被災地以外がぬくぬくと過ごしていて心苦しいですが。
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