急に思い出した1年前のこと。
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新宿は今や日本人を探すほうが難しい
さる特命業務に招集されて、約1カ月、私は六本木方面に通っていた。
年度末はどこも人海戦術で片づける仕事が多いが、その仕事もそんな一つだった。
6人と指示監督者1人の7人で黙々と取り組んだが、その監督さんが素晴らしい人だった。
毎日「皆さんのおかげで」と感謝を口にされるし、小さな言葉の積み重ねで、皆を持ち上げる。
例えば、この調子で進めていって、果たしてプロジェクトは終わりを迎えられるのか…と心配していると
「このメンバーなら1日これだけやっていけば終わる見込み」
「このチームなら今日これだけ進む」
と明るい展望を語られていた。
「このメンバー」という短い言葉に、”こんなに高いスキルを持った皆さん”という各人へのリスペクトが込められていた。
卒業式の花束だろうか
”こんな奴らじゃ”とか”こういうチームではとてもじゃないが”というネガティブなニュアンスは一切なかった。
たまたま広島出身の男性で、そのまた上司にあたる方も広島出身の方で、六本木なのに広島弁が行き交う現場ではあったが、あえて自虐的に言えば、なぜ田
送別会のシーズンに”俺イタ”へ
舎の広島の会社や人たちにこういう前向きなチームビルディングの言葉が次々出てくるようになったのか教えてもらいたい。
加えて、その上司の方が、「いつもありがとう」「今日も頑張ってねー」とコンビニの箱入りアイスなどをしばしば差し入れてくださった。
おそらく300円程度のものだが、ポケットマネーで差し入れしてくださるその気持ちがうれしいではないか。
危険や人命に関わる業務の企業さまだったので、普段からチームワークに大切にされているのかもしれない。
ITとかAIとかテレワーク、オンラインの時代ではあるが、ああいう会社さんの運営は見習っていきたい。
結局、仕事をするのは人だから。
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